にっぽん百低山 行縢山 宮崎

テレビ

2023年4月19日(水)のにっぽん百低山行縢山・宮崎でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

映像は3月中旬ということで、まだまだ寒そうですね。
この山にはヤマトタケルの伝説が残されています。
神話のロマンが残されている山ということだけあって、なかなか険しい山ですね!
これは大変そうです💦

今回登る山行縢山むかばきやま(標高830メートル)
今回のゲスト:酒井瞳さん(タレント)
今回のルート:行縢神社~滝見橋~行縢の滝~行縢山

酒井さんは延岡市出身ということで、行縢山には遠足で登ったことがあるそうです。

立派な行縢神社
1300年の歴史を誇る神社ですが、ものすごく新しくて立派な印象です。
祭られているのはヤマトタケルで、類さんは古事記が大好きだそうです、じゃあ今日は語りそうな予感・・・
神社の脇に山道があり、そこを登っていきます。

樹齢300年クラスの杉がゴロゴロ
江戸時代「秘密ノ岩屋」と呼ばれた場所で、古より修験道の霊山としてあがめられ、簡単に立ち入ることができない聖域だったため、立派な杉が残っているそうです。
類さんは神話の雰囲気が濃くなってきたと嬉しそうです。

登山道が岩だらけに・・・
しばらくすると登山道が大きな岩だらけで、岩の上を歩いているような感じになってきました。
岩は少し苔むしている感じで、ずっとその場にある雰囲気が漂ってきます。
登る方とすれば大変ですね。
しかし丸太の木が渡してあったり、さりげなく整備されています。

酒井さんもトレッキングポールを持つ
類さんはよくトレッキングポールを使いますが、今回は山が険しいので、酒井さんもトレッキングポールを使って登ります。
岩の上を歩くので、なかなか難しそうですけどね。
この辺りの山道は岩が迫ってくる感じで、花こう斑岩という固い岩だそうです。
酒井さんはあまりの険しさに「私の知ってる行縢山じゃない」と戸惑っています。
確かに遠足で登る山じゃないですね。

花こう斑岩 1400万年前の火山活動でマグマが搬入、冷えて固まった

行縢の滝のすぐそばに立つ
登山道を登っていると、行縢の滝のすぐそばまできました。
見上げると空から滝が落ちてくるようで、水しぶきを感じるそうです。
行縢の滝は落差77メートルなのですごい迫力です!

ヤマトタケルの伝説が残る滝
行縢の滝(別名:矢筈やはずの滝)を見て詠んだ歌が残されている。

布引の 矢筈の滝を射てみれば カワカミタケル 落ちて流るる
(ヤマトタケルがこの滝に向け矢を放つと、熊襲くまその大将、カワカミタケルが落ちて流れてきた)              行縢神社に伝わる神楽歌 


やはりものすごく急峻になってきた
行縢の滝をあとにすると、整備されているとはいえ、ロープを補助に登ったり、岩が階段のようになっていたり、とにかくすごく大変な登山ですが、酒井さんはちゃんとついていけてますね、すごいです。
稜線になっても岩があったりといつもより険しい感じがします。

行縢川をみて類さんが想像するのは・・・
行縢の滝に向かう行縢川に出て水に触れるとすごく清らかな川でした。 
類さんはその豊富な水からきっと上に人がかつて住んでいて、お茶碗が流れてくると言いました。
さらに登っていくと、苔むした石垣があちこちにみえてきました。
本当に熊襲くまそが住んでいた雰囲気があります。
詳しいことは分かりませんが、江戸時代には修験者の為の社や岩屋があったそうなので、その名残でしょうか。

山頂も岩がびっしり
類さんも酒井さんもすごく元気ですが、最後まで険しい山で山頂も岩がいっぱいでした。景色は絶景ですが、なんだか落ちそうで怖い感じがします。
今回は天候に恵まれ、このような岩山も楽しく登れて景色も見られてよかったです。

下山の後のお楽しみ:延岡市内と思われる
行縢山の水を使った地ビールと延岡発祥の名物、チキン南蛮をいただきました。

今日の一句 雄叫びの 木霊こだまして消ゆ 山桜 吉田類

★★★★★★★★★★
今回は類さんが好きなヤマトタケルの伝説が残る山ということで、類さんがすごく楽しそうでした。
そしてあれだけ急峻な山だったのに、最後まで元気よく登れた酒井さんもすごいと思いました💦

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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