にっぽん百低山 不入山 高知

にっぽん百低山 不入山 高知 テレビ

2023年8月30日(水)のにっぽん百低山不入山・高知でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


撮影は6月上旬だそうですが、この日は朝少し小雨が降っているようです。

しかし類さんは全く気にする様子もありません。
今回は類さんの故郷、高知県の四万十川の源流にある山を歩くそうです。


不入山の語源について
不入山の由来については諸説ありますが、

一説によると平安時代、この地に落ち延びた平家の落人が麓の者に
「誰も山に立ち入ってはならぬ」と言い残し山中に身を隠しました。
その理由は平家再興のための埋蔵金(今のお金に換算して40億円)を

「朝日夕日が当たる大木の下」に隠したからとか。

今回登る山不入山いらずやま(標高1336メートル)
今回のゲスト:安藤桃子さん(映画監督)
今回のルート:出発点~四万十川源流点~分岐点~不入山


安藤さんは高知の自然に魅せられ、9年前に高知に移住したそうです。
でもこの山は登ったことはなく、類さんもないそうです。

最初からかなりワイルドな山道
最初は木が茂った道を歩いていましたが、

そのうち苔むした木が現れて、もっと進むと沢が見えました。
沢の中を歩く山道もあり、沢登りみたいです。
安藤さんも山が好きで山菜を取りに行ったりするそうで、

山には慣れているんですね。

四万十川の源流点には長椅子が
苔むした岩場に看板がありました。四万十川の源流とあります。
その看板から四万十川の長さを測っているそうです。
厳密にはいくつもの流れがあり、そこからどんどん水があふれだしています。
本当に豊かで感動します。


天然の杉の巨木が立ち並ぶ深い森
山道はあるといえばあるのでしょうが、素人ではよく分からないと思います。
天然というだけあって人の手が入っていない、迷子になりそうな感じです。
安藤さんが古びたワイヤーを発見しました。
この地には埋蔵金が眠っているとされるだけに、どういうことなのでしょう。


するとこの山に詳しい専門家の方が教えてくれました。
かつてこの地で林業が盛んにおこなわれていて、

木を運ぶためのワイヤーだったそうです。
江戸時代土佐藩の所有であった不入山は厳しく管理されていました、

というのも土佐藩は財政的に厳しくこの山の木材が生命線でした。
不入山の木材は天然の幼木を育て目の詰まった良木だったので
高値で取引されたからでした。

ロープを伝って急登を登る・・・
今回もロープで登る場所がありました。
山深い場所で木の根っこを高い階段を上がるようにいくと、

最後にロープが登場しました。
この日はどんどん暑くなってきたようで、

二人とも上着を脱いで半袖にグローブをしていました。

埋蔵金伝説通りの巨木が登場
埋蔵金伝説の話にもってこいの巨木がありました。

確かに日当たりのいい稜線にある巨木です。
二人ともしばらくこの巨木の周りをうろうろ。
しかしすぐ類さんは諦めていました。


120年に一度しか咲かない竹の花
スズタケという竹の花を類さんが見つけました。
まだ蕾ですが、さすが類さんです。
120年に一度しか咲かないなんてすごいですね。
安藤さんが「開くまでここで寝泊まりして待ちましょうよ」

と二人とも興奮していました。
類さんは埋蔵金と竹の花と両方欲しい、なんて欲深いことを言っていました。


山頂は木がちょっと茂り・・・
山頂もそれなりに山に覆われているので絶景というほどではありませんが、

それでも他の山々を見渡すことができました。
二人とも竹の花を見られたおかげが興奮ぎみでした。


下山のあとのお楽しみ:もくもく(四万十川の近くでしょうか?)
四万十川の水で仕込んだ日本酒で乾杯すると

四万十川の恵みであるアユの塩焼き
山の恵みである野菜の炊き合わせを食べていました。
類さんはアユの塩焼きを箸で押さえて、身をほぐしていました。
他にもサラダのようなものがテーブルにはありました。
日本酒を飲んでいるのに全く顔色が変わらない二人でした。


今日の一句 分け入らば青葉 入らずとも青い山 吉田類

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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