2023年10月25日(水)の「にっぽん百低山 選」は「月居山・茨城」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回は2022年放送分で撮影は11月上旬です。
寒そうですね!風も吹いています。吐く息も白いです。
今回登る山:月居山(標高404メートル)
今回のゲスト:羽田美智子さん(俳優)
今回のルート:袋田の滝~生瀬滝~観音堂~月居山
羽田さん、茨城県出身だそうです。
しかも登山初心者ということですが、今回は標高が低めだし大丈夫、かな。
朝7時スタートなのでかなり寒いらしい
紅葉シーズンということでかなり混雑するようで、
混雑をさけるため朝7時にスタートしました。
だから相当寒そうです。
袋田の滝まではトンネルを渡ります。
するとすごく寒い風が吹いてきて、近くに滝があることが分かりました。
トンネルを出ると目の前に名瀑、袋田の滝がありました。
山の紅葉と水が糸のように流れる姿は迫力満点でした。
しかし寒そうです。
鉄の階段が登山道の入り口
袋田の滝からしばらく進むと鉄製の長い階段が出てきます。
この階段が登山道の入り口だそうですが、200段近くあります。
鉄の階段が終わると今度は石の階段が続き、羽田さんには至難の連続です。
でもそんな苦労の末に生瀬滝を見る事ができました。
袋田の滝の上流に位置し、糸のような滝は同じですが、ひっそりとした風情です。
結局石段は途切れ途切れ続き、稜線にたどり着いてしまいました。
まだ石段が続く・・・
稜線に出ても、石段が多く北側のピークを迎えて一旦下りになった時も、
やっぱり階段でした。
月居山は二つの山が連なっていますが、二つの山の間(谷)に観音堂がありました。
創建は平安時代、東濵魚荷の道である月居峠の近くにありました。
東濵魚荷の道:太平洋から海の幸を下野国まで運んだ道
しかし天狗党の乱で焼失してしまいました。現在の建物は再建されたものです。
幕末に戦場となったこの地は今でもその時の痕跡を目にすることができます。
追討軍が落とした岩がごろごろと道に落ちていました。
天狗党の乱:
幕末に水戸藩の尊王攘夷派と幕府追討軍が各地で激しい戦闘を繰り広げた
観音堂にはそんな戦乱をくぐりぬけた運慶作とされる菩薩像があり、
その美しさに二人とも驚いていました。
最後も結構急な道
一瞬なだらかな道でしたが、看板があり山頂の方向を教えてくれていました。
羽田さんが「ここを行くんですね?」と聞きたくなる気持ちも分かるぐらい、
最後も急な山道でした。
しかし紅葉のシーズンに来たので、周りの景色がとてもキレイです。
羽田さんもそんな景色を頼りに頑張っています。
山頂についたあと、いつもなら眺望を楽しむところですが、
今回は眺めはあまりだったようですが、その代わり紅葉がキレイでした。
下山の後のお楽しみ:袋田の滝近くの茶屋
まずは地酒で乾杯し、地元で採れた野菜たっぷりのけんちんそばをいただきます。
きっと寒かったと思うので体が温まりますね。
今日の一句:月居の 熾火となりぬ 冬紅葉 吉田類
★★★★★★★★★★★★
今回は紅葉シーズンということもあって本当に景色がキレイでした。
類さんもすごくキレイだったと感動していました。
袋田の滝を見た後にあれだけの登山をするのは大変そうですが、
あの紅葉を体感できるならアリですね。
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
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