ポツンと一軒家 愛媛県(後編)

ポツンと一軒家 愛媛県(後編) テレビ

2024年6月23日(日)のポツンと一軒家愛媛県(後編)でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回は前回訪ねたポツンと一軒家の後編でした。(やっぱりそうでした!)

今回のポツンと一軒家の情報
・アメリカ出身のベンジャミンさん夫婦
・古武術を勉強するため来日、大学卒業後も日本で古武術を指導
農業と古武術を合わせた自然道を立ち上げる
・7年前に結婚した妻の地元で古民家で民宿を経営
・山奥に土地を購入し、自分たちで道場を建てる

道場を建てる前に練習で作ったトイレ
・腐食防止に焼杉を外壁に使う
コンポストトイレ(水はいらない仕組み)
・大と小を分けてするため2つ穴が並んでいて金属のようなものでふたをしている
(水分が入るとにおいがでる)
・用を足したら木くずをかけることで見た目を隠し、水分を吸い取る
・1年2年置いて肥料に使う

自分たちで作ったキッチン用の小屋
・外側の木材は紅柄塗装している(木が傷まないように)
・ドラム缶を利用したピザ釜、竈、リサイクル品のシンクがある
・扉は神社からの不用品をリサイクルし、吊り戸にしている
入口から中まですべて砂利敷き(靴のまま入れるように)
・セメント不使用で土に還るもので作る
・2階にロフトがありベットがある(夏、麓の家が暑い時に利用)
・2階に上がるためのはしごとついでにすべり台がついている


そのほかの設備も充実
・水は川の水を引く
(リサイクル品のタンクで自然のものを使ってろ過)
・太陽熱温水器(いただきもの)
(水を入れ太陽の熱でお湯を作る)
・自然栽培の畑(野菜や古代小麦など)
・おがくずを巻いて道にしている
(土地を酸性にして草取りを減らす、酸性に強いブルーベリーや栗を植える)


捜索隊に手料理をご馳走
・朝どれのたけのこを灰汁抜き、皮をむき、切って焼きたけのこを調理
・昼食には自家製米と高菜の炒め物をまぜたおにぎりとみそ汁
・自分で育てた葉蘭を敷き自家製キムチをのせる
・竹皮におにぎりとキムチを包んで提供


民宿を経営しているだけあって、料理もとてもきれいでした。
料理も二人で協力しながら作っていて手際がいいです。


外にコンポストを設置

コンポスト 
野菜くずなどの生ごみを微生物の働きを活用し、発酵・分解して堆肥をつくること

・タケノコの皮や灰汁抜きに使った汁を落ち葉に覆われたコンポストに流す
・奥のほうを掘り返すと湯気が出ている(黒くなって発酵し虫もいない)

無農薬の田んぼと農機具を譲渡される
・家のすぐ下の田んぼをしていた高齢女性は無農薬にこだわっていた

(無農薬にこだわりわざわざ山奥の土地を購入)
・田んぼができなくなった時、他の人に譲ると農薬を使ってしまうので

自分が木を植えて山に戻すつもりだった
ベンジャミンさんたちの生活ぶりをみて、田んぼ、農機具、農機具小屋も
すべて彼らに譲った

・その女性に米作りを教わる(時々育てた野菜をいただく)
・種籾からすべて手作業で行う
・年間800キロほど(毎年出来高が違う)


無農薬栽培は虫が出るため隣近所に迷惑がかかるとわざわざ山奥で米作りをした女性。
24歳で嫁入りするも26歳でご主人を亡くし一人で生きてきたそうです。
米作り以外にもシイタケの原木栽培や檜の枝打ちなど自分の知っている

すべての知識を二人に教えたそうです。
芯の通った生き様がすばらしすぎます。


麓の家と民宿の二棟建て
・敷地には二棟建物があり、片方を民宿、もう片方は自宅として利用している
・民宿は二人と大工さんに手伝ってもらいリフォームした
・天井に竹や茅を使う
特製の照明は友人の作家に依頼(真鍮や銅を使った作品)
・欄間は和紙の作家に依頼
・山の畑や田んぼで農業体験ができる(農家民宿
・食事は菜食、玄米を提供
1泊2食つき1人7800円から

これからの目標は山の土地にアボカド用の温室と露天風呂ということでした。
そのための石垣を二人でこつこつ作っていました。
大きな石で大変そうですが、二人とも上手です。

★★★★★★★★★★★★★★

林先生もおっしゃってましたが、よく両方できたなと思いました。
民宿を経営するだけでも大変なのに、山に土地を買って道場も作って田んぼも畑もやって、またその完成度が全部高いという、ちょっとここまでの方は見たことが

ないかもしれないです。
まだまだ作りたいものがあるということですが、どれぐらい時間がかかるか

わかりませんが、きっと素晴らしいものができるんじゃないかと思いました。
それにしてもすごいバイタリティと体力だと感心しきりでした。

ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日

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