2024年1月23日(火)の「正直不動産2」の第3話
「もしもピアノが置けたなら」を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のタイトルは「もしもピアノが弾けたなら」をもじっていますが、
ちょっと違うだけで雰囲気が全然違ってなんだかせつないです。
出演者:山下智久(永瀬財地)、福原遥(月下咲良)、ディーン・フジオカ(神木涼真)、市原隼人(桐山貴久)、草刈正雄(登坂寿郎)、山崎努(石田努)など
<あらすじ>
かつて永瀬が営業した戸建てに住む岡田夫妻は家を売却し娘のためにピアノが置ける
大きな家に移り住みたいと考えていた。
売却希望価格は5300万だが、場所はいいものの両側を家に挟まれた
極小住宅の真ん中の家のためなかなか難しい。
狭小住宅の売却での問題点
・あまりに狭い土地や家は資産価値がないとローンを認めない銀行もある
・リフォームや建て替えも(隣り合う家があるため)難易度があがる
月下は売却価格を4300万にしてみてはどうかと提案すると夫婦の間は
ぎくしゃくした関係に。
岡田邸に興味を持つペット可の物件を探していた筒井夫妻が現れる。
しかし月下はもっといい物件があるとサンルーム付のペット可のマンションを
勧めたが筒井夫妻の反応はいまいちだった。
岡田夫妻はミネルヴァ不動産の花澤からも営業をかけられるが
やはり4300万での売却を勧められた。
花澤は夫婦仲がしっくりきていないなら別居も考えるべきだと妻に話した。
一方で花澤は岡田夫婦の隣の家にも営業をかけ、岡田邸を買い取り家を広くして
資産価値も上げることができると話す。
岡田氏は妻から別居を申し入れられ、急いで物件を売ろうと先に客をつけたほうで
お願いすると永瀬たちに伝えた。
結局筒井夫婦はペット可のマンションを契約し、
月下は夫婦にとってよい選択だったと話す。
花澤が提案したミネルヴァ不動産が3500万で買い取るという契約書に
岡田夫婦はサインをしようとするものの、
永瀬と月下が岡田夫婦に隣を買い取って家を大きくして
娘のためにピアノを置ける家にしてはどうかと提案した。
岡田夫婦はその提案を受け入れることにした。
<不動産的ポイント>
隣の土地を購入する場合の限定価格
・隣の土地を購入する場合、そのものの正常価格より高い金額で購入しても経済合理性がある
・土地が一体化したとした場合の上昇した資産価値を持ち分で換算した差額を上乗せする
隣の土地を買うということは正常価格とは違う価格の設定の仕方があります。
今回の場合はまさに限定価格となりそうです。
<感想>
花澤は岡田邸を安く買って隣の家に高値で売りつけるつもりだったかもしれません。
岡田夫婦が買い入れを申し入れたら隣は売却側に回る可能性は十分あるので、
そういう意味では月下と花澤の着眼点は同じだったということでしょうね。
花澤も月下の提案には納得しているようなので、ちょっとほっこりしました。
それにしても最後神木さん、どうして沿道の花をみて気持ちがざわついたのか、意味深でしたね。
正直不動産2 毎週火曜夜10時~ NHK総合
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