2024年7月18日(木)の「サラメシ」を見ました。
以下、一部ではありますがまとめと感想と少しネタバレです。
今回のサラメシは「越前松島水族館 加藤さんに昼がきた」、「あなたの昼自慢」、
「お弁当を見に行く」は加賀友禅の工房、「あの人が愛した昼メシ」は八代亜紀さん
でした。
今回はすごく忙しそうだった水族館の感想を書きます。
越前松島水族館
・福井県坂井市にある開業65年の県内唯一の水族館
・直に触れられる展示がある
飼育展示課海獣係 係長 カトウさん(30代)
・カトウさんはイルカの飼育を担当
・早番の2人といっしょに餌のサバやアジの下処理
・サバがぶつ切りとまるごとの2種類を用意する
・ビタミン剤をサバのエラにしのばせて給餌する
(冷凍の魚を使うため解凍の際流れてしまうビタミンを補うため)
・担当するバンドウイルカ8頭のエサは1日80キロ
・給餌は体調管理やコミュニケーションをとる大事な時間
・担当するカマイルカの週に1度の身体測定を行う
(カマイルカ2頭は隣の石川県ののどじま水族館で飼育されていた)
水族館の悩み
・原油価格の高騰や温暖化の影響でエサ代が高い
・地元の漁師さんから安く大量に仕入れ冷凍している
水族館の飼育員は狭き門
・水族館の多くは欠員が出ないと職員を募集しないそう
・希望が叶う人はごくわずかしかいない
・カトウさんは1年目からイルカ担当になることができ、これは相当ラッキーなこと
ボクはイルカに関われればいいと思っていたので、手当たり次第に
履歴書を送って どっかに引っかかればいいなという感じの
就活をやっていました
自分のやりたいことをやれてるので 毎日楽しいしかないので カトウさん
能登の水族館を救え!27年超しの恩返し
・2024年1月に石川県で起こった地震でのどじま水族館は被災した
・飼育が困難になった海獣類を救うため越前松島水族館がいち早く立ち上がった
・のどじま水族館から避難したカマイルカ、ごまあざらし、ウミガメを飼育している
越前松島水族館に起こった危機とは?
・1997年にナホトカ号重油流出事故で重油が海に流出
・越前松島水族館では海水をプールに引き込んでいたため、避難を余儀なくされた
・越前松島水族館を救ったのがのどじまをはじめとする全国の水族館だった
越前松前水族館 飼育員 カトウさんのサラメシ
・小エビ天そば(カップ麺)
・お手製おにぎり2個
早く食べたいということでお湯を入れたあとにお水をいれています。
休憩時間は1時間ありますが、できるだけ早く業務を早く終えて
家に帰りたいからランチは急いでいるそうです。
越前松前水族館のランチルール
・ご飯は食べ放題
・カップ麺、カップ焼きそばなど会社に置いてあるインスタント食が食べ放題
(昼食支給という福利厚生の一環)
こういうこともあり、スタッフの皆さんのカップ麺率は高かったです。
中には食べ終わったカップ麺にご飯をたくさん入れている若手社員もいました。
★★★★★★★★★★★★★★
1日80キロのエサを用意するだけでも大変な仕事だなと思いました。
楽しいしかないと言って笑うカトウさんの姿は見ていて楽しかったです。
早く能登の水族館が復旧して元に戻れるようになるといいですね。
サラメシ 毎週木曜夜8時15分~ NHK総合
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