にっぽん百低山 大文字山 京都

テレビ

2023年5月3日(水)のにっぽん百低山大文字山・京都でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

撮影は3月下旬だそうですが、暖かそうな日です。
大文字山は毎年8月16日の夜に火が焚かれ死者の魂を送る大文字送り火があります。
登山の入り口は清水寺だそうです。
清水寺に登山のイメージってありませんね。
今回のゲストの伊達さんは京都出身で、ここ3年ぐらい登山の魅力にはまっているそうです。

今回登る山:大文字山(標高465メートル)
今回のゲスト:伊達公子さん
今回のルート:清水寺~広葉樹の森~南禅寺~大文字山~火床ひどこ(大の字がある場所)


清水寺を歩く二人は登山しているとは思えない
清水の舞台が見える場所を歩いています。大文字山がある東山は平安時代から人々の魂を鎮める神聖な場所でした。
境内を5分ほど歩くと登山道が見えました。
するといきなり森の中に入ってしましました。
類さんが「全然違うところに来たみたい」と話すように、周りの景色が一変しました。

将軍塚青龍殿が現れる
40分ほど歩くとガラッと開けた場所に出ました。
将軍塚青龍殿には展望台があり、京都の町を一望できる場所でした。
桜が咲いていてとてもきれいです。
展望台から「」「」「船形」「大(左大文字)」を伊達さんが見つけました。
大文字の送り火は1つではなく5つあり、五山送り火と呼ばれます。火がつく順は清水寺の「」→「妙・法」→「船形」→「大(左大文字)」→「鳥居」です。

一旦山を降りて南禅寺へ出る
観光客が一杯の南禅寺にやってきました。境内を通り抜け再び山の中へ入ります。
すると杉の巨木が立ち並ぶ厳かな森が広がります。
一気に登山感満載です、びっくりしますね。
かつては修験道の修験の場でもあったそうです。
ここからはずっと登りが続きます、結構急登で伊達さんもキツそうです。

ようやくなだらかな道になるも・・・
長い登りが終わり、平坦な道になりますが、両脇に木が生い茂っているので景色は見えませんでしたが、見えるポイントがありました。
するとフランスからきた観光客の方たちがいました。ここまで登ってきたんですね!
今度は年配の一行に出くわしました。シハイスミレが咲いているからぜひ見てと薦められました。すごい、登ってきてますね。
シハイスミレ、類さんがちゃんと見つけました。とても小さくてかわいい紫の花でした。

山頂にまずは到着!
最後は少し登って大文字山頂に到着しました。京都の町が一望できる場所でした。
その後20分ほど下って大文字の「大」の字の場所を目指します。
下りも急で大変そうです💦

大文字「大」から火がつく理由とは
「大」の文字はすごい傾斜地にありました。類さんは火床を見つけました。
火床に護摩木が組まれ、75個の火床で「大」の文字を浮かび上がらせるそうです。
どうして最初に火をつけるのが東山(清水寺付近にある)「大」なのかというと、亡くなった人は西に向かうという西方浄土の考えから、大文字山自体が西を向いているので、西方浄土に送るということだそうです。
火をつける順番の意味としては魂をお送りするための道しるべとして火をつけるそうです。
妙法の読経によって鴨川へ渡られる、鴨川を渡るのに船がいる、船に火がついて迎えに来る、最後の鳥居の門が西方浄土へ行かれる道しるべの門が開いたという意味でした。
(「大」→「妙・法」→「船」→「大」→「鳥居」の順)

登山の後のお楽しみ:居酒屋芹生
エリアはちょっと分からないです・・・
伏見の地酒とともにいただいたのはタケノコの木の芽あえです。春らしいですね。

今回の一句 鳥瞰に 盗みて花の 大路かな 吉田類

★★★★★★★★★★
今回はスタートが清水寺ということで、登山じゃないみたいでしたが、途中からは立派な登山でした。有名な観光地である清水寺や南禅寺からああいう登山道があるとは知りませんでした。また今回のゴールである大文字の「大」には登山客の方が見えました。こういう有名スポットに出会える登山もいいですね、登るのは大変ですが。

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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