2025年3月14日(木)の「サラメシ 最終回」を見ました。
以下一部にはなりますが、まとめと感想と少しネタバレです。
今回で最終回です。さみしいですね。
「首里城の漆職人森田さんに昼がきた」、「しょうゆの蔵元山本さんに昼がきた」、
「みんなのサラメシ」、「ドクターイエローの検測員田中さんに昼がきた」の
4本でした。
どれも面白かったですが、せっかちなのが面白かったのでしょうゆの蔵元の方の
サラメシの感想を書きます。
しょうゆの蔵元 山本さんに昼がきた
香川県小豆島
現在も20軒以上のしょうゆ蔵が軒を連ねる
ヤマロク醤油 5代目 山本さん(52)
・150年以上続くしょうゆの蔵元
・市場に1%しか出回らない希少な木桶仕込みのしょうゆを作っている
・木桶でつくる醤油は4年かかる(金属タンクなら3か月ほどで作ることができる)
木桶しょうゆを継いだワケ
・大学卒業後食品メーカーに就職
・素材にこだわった商品の営業に行くと高くて買ってもらえなかった
「売価が安くて粗利40%の商品作って持ってこい」って言うんです。
そういうところに売りにいきたくないなと思って、
逆にそういうバイヤーに「売ってくれ」って言わせたいなと思って。
(取材陣)えっ、じゃあもしかしてこれはリベンジなんですか?
本当はそうですよ。
しょうゆづくりで一番忙しい時期は冬
・朝5時半から仕事を開始
・しょうゆ蔵の組合が運営する工場へ行き機械を共同で使いしょうゆ麹を作っている
(しょうゆ麹 大豆と小麦粉に種麹を加え発酵させたもの)
・車とフォークリフト、人力で塩水を貯めた木桶の中へ入れていく
・毎日絞りの作業を行う
(発酵が終わったしょうゆのもろみをナイロンの布でゆっくりとこす)
・島の蔵は原料と産地がみな一緒だができたしょうゆは全く違う
社長の性格にしょうゆの味が似てくるんですよ
朝の準備運動のマエケン体操、かなり上手でびっくりしました。
山本さんの木桶しょうゆの現在地
・高級スーパーや世界の有名シェフから引き合いがくるまでになった
「リベンジは、成功ですね」 ナレーションの中井さん
木桶しょうゆの危機
・桶職人が激減している
・12年前に友人の大工を誘って大阪府堺市にある木桶工房に2人で弟子入りした
・今では木桶職人として発注がくるようになった
・作り方の指導を行うと全国からしょうゆ屋や大工が集うほどになった
しょうゆ蔵の5代目 山本さんのサラメシ
朝ごはんの残り物
・ご飯・ウインナ・ベーコン・卵焼き
・蔵のそばにある空き家を2年前に購入しリフォームして従業員の休憩場所にしている
・朝ごはんを作った残りを昼のランチにしている
・キッチンで立ったまま食べ、3分で完食
取材陣のこれで足りるんですかという質問に時間がもったいないという返事でした。
食事のトレイを持って歩くのも早かったです。
★★★★★★★★★★★★★★
山本さんはしょうゆつくりの他に木桶職人としての仕事もあるんですね。
木桶を発注しようとしただけだったのに、結局木桶を作ろうという発想が
すごいですね。
友人の大工を誘ったというのも、目の付け所がいいのではないでしょうか。
パワフルでまっすぐな姿勢がかっこよかったです。
でもランチはもう少し色々食べてほしいです。
サラメシ 毎週木曜夜8時15分~ NHK総合
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