2025年5月8日(日)の「ポツンと一軒家」は広島県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:勝俣州和さん、国本梨紗さん
ゲストが二人ともすごいハキハキしゃべられるので、なんとなくテンポの良さを
感じました。
捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・ツガワさん
・10年前に他界した
・娘さん2人が家にある棚田を管理している
麓の方に聞いたとおり車で進んでいくと、突き当りを右に折れたところから
道が細くなり車が一台通れるギリギリの幅しかありません。
聞いたとおり小さな公民館を過ぎるとますます道は悪路になりましたが、
恐る恐る走っていくと手入れがされた棚田がみえ、軽トラックが止まっているのが
見えました。
捜索隊がお邪魔したポツンと一軒家情報
・ツガワさん(70代)が棚田や母屋を手入れしている
・持ち主のツガワさんの義理の息子
・義理の両親は11年前に他界した
・ツガワさん夫婦は父親が兄弟で従兄弟同士だった
・姉妹の家は麓に並んで建っている(田んぼだったところに家を建てた)
平家の落人の谷だった
・平安時代末期、源平合戦で源氏に敗れ山間部など僻地に隠遁した平家方の惨敗兵の生き残りの人が住んだ隠れ里
・800年ぐらい前からある元集落
・45年前からツガワ家が一軒あるだけだった
・ツヤマさん宅より上に平家八幡神社(1194年創建)があり、
途中には平家塚がある
・一族が平家の末裔であることを隠すためあえて「八幡神社」と名付けたと伝えられている
・本殿や能舞台があり、4年前まではここに上がって秋祭りをしていたが高齢となり、途中にあった公民館で行うようになった
・今後誰が守るかなどは特に決まっていない
・平家塚は年に数回お参りにくる
元住民の方で今は秋祭りをやったりお参りをしたりしていますが、今後はもう難しいかもしれないと聞くとなんともいえない気持ちになります。
棚田で稲作をしている
・段々になった棚田の石垣は200年以上前のもの
・全盛期に比べると半分ぐらいの量を作っている(年齢の問題)
・自家用のお米を作っている(キヌヒカリ)
・すり鉢地形で風が舞うため倒れにくい穂丈の低い品種に変えた
・田ごしらえ(荒おこしをし、水を張り、代掻きをする)
・水は山水をパイプで上の棚田から下の棚田へ流している
・田植えは姉夫婦と管理するツガワさんの息子さんも参加する
管理をしているツガワさんは米作りにしろ石垣にしろ昔の人はすごいと
感心していました。
段々になっている棚田なのでひとつの田んぼが小さく畔も手作りでとにかく
手がかかって大変だと話してくれました。
田植えは捜索隊もお手伝いさせていただきましたが、なかなか難しそうでした。
足元は悪いし、機械で植えた苗を踏まないようにしたうえで、機械が入らないところに苗を植えていく作業は確かに腰にきますね。
田んぼと家の手入れをしているツガワさんは先のことはもうなるようにしかならないという俯瞰した感じに見えました。
それでも今できることをする姿勢に頭が下がりました。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日

