2023年4月12日(水)の「にっぽん百低山」は「子ノ山・埼玉」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
撮影時期は2月下旬ということで寒そうですね💦
西武池袋線飯能駅前からスタートで、すごい普通の駅前なのでびっくりです。でもこの駅前からバスに乗って45分走るとさすがに登山っぽい道になりました。
今回登る子ノ山は健脚の神が祭られているそうです。
類さん、最近足腰の調子がよくないそうで、今日はちゃんとお参りしたいと張り切っています。
今回登る山:子ノ山(標高640メートル)
今回のゲスト:菖蒲理乃さん(モデル)
今回のルート:登山口~(急登)~竹寺~豆口峠~子ノ権現~子ノ山
菖蒲さんは類さんと何度も低山を楽しんできた方で、日本アルプスも登る本格派だそうです。
登山口が階段になっていてすごい急登・・・
『子殿登山口』は狭くて急な石段でいきなり厳しい感じです。
入ってすぐに『なぐりづえ』と呼ばれる無料で貸し出しをしてくれる杖が置いてありました。
菖蒲さんは一本借りていきました。類さんはトレッキングポールを両手に持っているので、持てないですね。
二人とも登山に慣れた人ですが、最初からの急登はキツイと話しています。
平安時代に開かれた竹寺を見つける
1時間かけてようやく急登を抜けるって、今回はなかなかハードですね。
すると眼下に茅葺き屋根が見えます。
竹寺は健康にまつわるパワースポットだそうです。竹寺の周りの竹林はとてもキレイに整備されていて、寺にはお茶屋さんもありそうなほど整っています。
とても険しい山にあるとは思えないです。
お寺に鳥居?その上茅の輪も
竹寺は梅や春を告げる花が咲いていて、二人はすっかりリラックスして歩いていると、鳥居と茅の輪を見つけました。
茅の輪は茅を編んで作ったもので、邪気や穢れなどを払うということでくぐるといいそうです。
ここに祭られているのは牛頭天王と呼ばれる疫病を鎮めるとされた神仏習合の神様で、今ではめったにみられないそうです。
医療が発達していない時代、神仏に頼るのが医療の姿だったのです。
神送り場であった社跡
豆口峠は疫病が流行ったら夜中に太鼓や鐘を叩きながら峠まで駆け上がり空へ追い払う場所だったようです。
ここでいう神は疫病神のことで、山は悪いものと決別する場でもあったようです。
それにしても道が細く険しいですね。
その後も続く険しい道・・・
木の根が階段のように張り巡らされてる山道を登ると今度は急な下り道です。そのようなアップダウンが続きます。これは大変です!
しばらくすると開けた場所に出て、すると登山客の方が絶景が見える場所を教えてくれました。奥武蔵が見渡せる場所でした。
子ノ権現天龍寺に到着
こんなに山深い寺ですが、不思議と参拝客がいます。
すると鉄製の大きなわらじがありました。健脚の神様ならではですね。
お寺も立派でしかもキレイです。
すごい山奥にあるとは思えないです。
このお寺にも神仏習合の痕跡がありました。ご本尊は子ノ聖で、奥武蔵の修験者の一人だったとされます。
山に登り祈ることで彼ら修験者の霊験が得られると信じられたそうです。
類さんがペースアップして山頂へ
今回は足腰の調子が悪いということで、いつもの類さんに比べるとペースが遅いなと思っていましたが、子ノ権現にお参りした後、急にいつもの類さんのピッチに戻りました。菖蒲さんがついていけないと笑っていました。
山頂は絶景で遠くに関東平野まで見えるそうです。見晴らしがいいとスカイツリーまで見えるそうです。
登山の後のお楽しみ:竹寺
竹のとっくりとおちょこでいただくぬるかんの日本酒と山の天ぷらでフキノトウを食べていました。おいしそうです。竹の香りがしてるということで、それはいいですね!
竹のとっくりの長さにびっくりしました。
今日の一句 うららかに 竹酒傾ぐ 子ノ麓 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
見逃した方はU-NEXTでどうぞ。今なら31日間無料体験。