2024年8月4日(日)の「ポツンと一軒家」は宮崎県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:酒井美紀さん、大園玲さん
大園さん、これは欅坂の衣装、ではないのかな。
今回捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・タカオカさん夫婦
自己紹介の前に気付かれる
今回は道を聞こうと声をかけるとすぐポツンと一軒家の早川さんだと気づかれました。
こんな事初めてじゃないでしょうか。
しかもその家まで行くのに最寄りの集落からでは道がないということで
山を迂回する道案内を他の方と協力する連絡までしてくれました。
凄い下り坂ってどんな坂?
軽トラでう回路を先導してくれましたが、山に入るといきなり道が細くなり
乗用車一台分の幅ぎりぎりで、捜索隊は「ヤバいヤバい」を連発しています。
延々山を登り空気が冷たいと感じるところまで登ったあと、大きく左に曲がると
凄い下り坂が始まりました。
とにかく傾斜が急でガードレールもなく、端は崖なので怖さが半端ないです。
捜索隊もヒヤヒヤでしたが、下り坂の先に大きな瓦屋根が見えました。
今回お邪魔したポツンと一軒家情報
・タカオカさん夫婦(70代)
・鳥獣保護管理員の仕事をしている
・自家用米と余ると出荷する田んぼがある
・江戸時代からこの地に住む
・築100年の家の屋根は茅葺き→トタン→瓦屋根に変えた
家まで上がる道ができたのは昭和52年
・主が子供のころは麓から家まで上がる道路がなく山を歩いて通学
・麓に車を置き荷物を担いで山を1キロ上がっていた
・肥料、ガスなどすべて人力で家まで上げた
・主が20代のころに道路ができた
ポツンと一軒家の主の方でよく聞く話ですが、それにしても歩く距離がすごかったです。
小学校で麓まで1キロ+4キロ、中学生で自転車を買ってもらったら小学校を迂回するように回って中学校まで通ったそうです。
かつては椎茸農家、今は柚子農家
・椎茸の栽培場所は山を隔てた場所で片道45分を一日数回往復していた
・出荷は60キロの箱を担いで山を下りる
・椎茸を柚子に切り替え棚田に200本ほどを植える
・急斜面にも柚子が植えてある
・柚子は日当たりがよく、排水がいいところが適している
・カラタチの木に接ぎ木をして横に枝を伸ばすように育て管理しやすくしている
柚子の香りに敵う物はないですね タカオカさん
主は柚子の魅力に取りつかれたと話してくれました。
柚子は種は化粧品になるということで捨てるところがない果物だそうです。
お茶をごちそうに
・タラの芽の柚子味噌和え
・菊芋の酢漬け
どちらも自家製で外出中の奥さんに代わって主がおもてなしをしてくれます。
土間にテーブルが置いてあり、捜索隊の早川さんも主もちょっと
リラックスした感じでした。
水源がすごい場所にあった
・元は1キロ離れた谷から溝を採掘した水路(石垣)があった
・現在は同じ水源からホースを引く
・10日に1度水源の掃除に通う
・山の傾斜を30分歩いて水源に到着
・かつては水源にコンクリートで水槽を作ったが、台風で壊れたため
もう少し上にポリタンクを設置
・田んぼと洗い物に使う水源と飲み水の水源が違う
水源までの距離と傾斜がかつてなくすごかったです。
山の傾斜がきつく、早川さんが足を入れるとずるずる下がってしまいます。
渓流に出て水源についたと思いきや水源のタンクはもう少し上だということで
渓流沿いをスイスイ登っていきます。
カメラマン:えーっ?
早川さん:ここ登っていくんですか?
カメラマン:おーっ、(渓流沿いを登る主をみて)スイスイ行くな。
主の体幹の強さにスタジオの皆さんも驚くばかりでした。
主の今後の目標
・麓の集落に住むことをすすめられるも生まれ育った場所が一番
・現状維持をしながら周辺をキレイに守っていく
・先祖の墓を自分の代までは守る
家の周りに花を育てたり草刈りをしたり、とにかくとてもきれいにされていました。
お墓もピカピカで主が毎日どれだけいろんな場所を手入れしているか
よくわかりました。
★★★★★★★★★★★★★★
今回の主の家は本当に山の尾根といった場所にあり、本当にすごい場所にありました。
どれだけ不便な場所だったとしても主がとても大事な場所として
大切にしていることがすごくよくわかりました。
あれだけの広さの家や畑をキレイにキープするのにはどれだけの労力が
必要なのかと思うと頭が下がります。
所さんも言っていましたが日本人ってすごいなと思いました。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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