2025年7月8日(火)の「新日本風土記」は「リトル・トーキョー」でした。
以下、一部にはなりますが、まとめと感想と少しネタバレです。
今回は戦後80年の特別編ということでアメリカ、ロサンゼルスにある
リトル・トーキョーでした。
リトル・トーキョーといえば、ロサンゼルス・ドジャースの大谷選手の壁画で
有名ですよね。
でもそれ以上のことはあまり知りませんでした。
リトル・トーキョーで生きる色んな方々のお話がありましたが、その中でも
特に印象深かった方を書きたいと思います。
創業1903年 風月堂
・当主は3代目のブライアン・キトーさん
・初代当主のセイイチ・キトーさんは和菓子職人で日本で修行した店名にちなんで「風月堂」と名付けた
・4代目となるコーリーさんは日本の和菓子店に修行する予定
ブライアンさんは病気を患っているそうで、そのことがコーリーさんが後を継ごうと思った一因になったそうです。
リトル・トーキョーのために尽力してきたブライアンさん、ずっと元気でいてほしいです。
激動の時代を生きる~ロサンゼルス暴動以降~
・1990年代のロサンゼルス暴動のあと、リトル・トーキョーのキトーさんも車が荒らされるなど被害が出るようになった
・このころ風月堂は店の経営が行き詰まり店を閉めるかどうかというところまで
きていた
・ブライアンさんはリトル・トーキョーのため仲間と夜回りを始めた
・参加する人数が増えていくと、治安はだんだん良くなっていった
ブライアンさん、すごいですね。
夜回りなんてすごく怖かったと思います。リトル・トーキョーでのみなさんの
結束の固さを感じました。
名物はレインボー団子
・ブライアンさんが考案した団子
・カラフルな色使いで一口サイズ
あんこを使った和菓子もありますが、あんこはあまり食べてくれないということで
この和菓子を考えたそうです。
すはま?だと話していました。なるほど三色団子的な感じでしょうか。
ブライアンさんがひな祭りの時期は忙しくなると聞いてかなりうれしかったです。
息子のコーリーさんは周りでひな祭りを祝う人はいないと笑っていましたが。
お店は観光名所の日本村プラザに近く、とてもいい場所にあります。
アメリカにいながら、アメリカに合わせた日本文化が続いてきたんだなあと思うと、LAでこれだけ日本人の方が頑張ってきたんだなと思いました。
新日本風土記 毎週火曜夜8時~ NHK-BS 毎週月曜夜9時~ プレミアム4K

