2023年7月2日(日)の「ポツンと一軒家」は秋田県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:浅田美代子さん、犬飼貴丈さん
犬飼さん、この漢字で「あつひろ」さんと読むんですね、読めませんでした。。。
浅田さんは久しぶり感がありますが、お元気そうでなりよりです。
今回は秋田県で最寄りの集落との間にはかなり山深い感じがあります。。。
捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・ツチダさん(80代)の一人暮らし
・息子さんがJA職員で朝夕実家に顔を出す
たまたま道を聞いた方の中にこのツチダさんと従兄弟にあたる人がいて、本職は大工で衛星写真に写る建物を建てたそうです。
そんな従兄弟の方に案内していただく事になりました。
撮影した時期はいつかわかりませんが、桜が咲いています。すごくキレイですね。
山は深かったですが、道はとてもよくてすいすいと目的地まで着きました。
今回のポツンと一軒家情報
・ツチダさん(87歳)
・夫は6年前に他界
・元は12軒の集落だった
・息子が通ってくるので、買い物などには困らない
雪が深いので家に冬囲いをする
・雪が深いので家を板で覆って、窓や家を守る
・3メートルを超える積雪がある
・屋根の頂上部分には「雪割り」と呼ばれるとんがったものが置かれており、これで雪が落ちやすくしている
部屋の中にカレンダーが13つも
捜索隊が部屋の中にカレンダーがたくさん貼ってあることに気づいて数えてみると、なんと13個もありました。
主曰く、息子さんがJAにあったものを捨てるというから、ボケ防止にもらってきたということでした。
それにしてもちょっと多いですね。。。
家の近くに冬季分校があった
冬季分校 集落に住む小学1年生から小学3年生までの生徒が11月から3月まで通う
臨時校舎
・明治42年開校し、もっとも多いときで18人の生徒が通っていた
・昭和53年廃校
・先生が寝泊まりする部屋と炊事場もあった
ちなみにお風呂はなかったので、集落でお風呂を借りて入浴していたそうです。
4年生になると冬だけの寮があり、週末に家に帰り、日曜日にまた宿舎に帰る生活だったそうです。
廃校後は集落の集会所として使っていたが、今はツチダ家のみとなったので、その役目を終えました。
約7000㎡の田んぼを子ども達で手入れ
6反5畝か7反の田んぼがありますが、家からは少し離れた場所にあります。
主は足が悪いので、田んぼの手入れは難しく、主のお子さんやお孫さんがみんなで手入れしています。
捜索隊がおじゃました日は苗代田という苗を作るための田んぼの手入れでした。
育苗をビニールハウスですると毎日水やりがあるが、仕事をしているためできないので、田んぼに水を張っておいてそこから自動的に水を吸わせる方法だそうです。
・根切りネットをはる 苗が直接田んぼに根を張らないようにするため
・育苗箱(330枚程度)を置く 種もみが根を出したもの
・農業用マルチシート(穴が開いたビニールシート)を張る 適度に水分を逃がすため
(簡易版ビニールハウス)
捜索隊も田んぼを手伝おうとしますが・・・
持参した長靴をはいて田んぼに入りますが、すぐに足をとられてしまいました。
みなさんに歩き方を伝授されますが、どうにも思うように動けません。
しまいには手をついてしまい、不穏な空気が漂います。。。
主の息子さんが助けに来てくれますが、どうにもなりません。
結局長靴を脱いでなんとか脱出に成功しました。
主は別にやりたいこともなく、この場所で気ままに暮らしていきたいと話していました。
でもきっとここで暮らすということが主にとってやりたいことなんだなと思いました。
ずっと元気でいて欲しいなと思いました。
★★★★★★★★★★★★★★★
主は80代後半の女性で、とても物静かな方でしたが、とてもしっかりしているなと感じました。
足が悪い中一人で暮らすのは楽ではないと思いますが、それでも自分がご主人と生きてきた場所にいたいというのはご主人との絆を感じました。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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