2021年8月14日(土)の「小さな村の物語 イタリア」はバルメというイタリア北部の山間の村でした。
近く(そこまで近くはないそうだけど)にトリノがあります。
そこは本当に山の間にある村で、冬は一面の雪化粧に覆われて寒い地域です。
今年撮影された映像と2012年の映像を組み合わせたものでしたが、今年の映像は夏だったので、随分印象が違いました。
さすがに9年経つと、前回出ていた方がそれなりに歳をとってきます。
実家のバルで働いていた男性は9年経ったらすっかり白髪になって、でもまたそれがとても似合っていました。
もともとかっこいい男性でしたが、ますます渋くなっていました。
去年お父さんが亡くなってしまったそうですが、その男性には素敵な彼女ができて、一緒に暮らしているそうです。
さすが、やっぱりかっこいいからですかね。
もう一家族は畜産農家の家族でした。
畜産農家の女性は夏の間は幼いころから過ごしてきた山小屋で過ごすそうです。
そこに親戚や知り合いの息子さんも動物の世話のお手伝いにくるそうです。
動物に囲まれてこの土地で生きることを満喫しているその女性を見ていると、こちらも温かい気持ちになりました。
コロナ禍で、10年以上前に撮ったものと最近撮ったものを比較するような感じになるので、以前出てきた高齢の方が亡くなったりすることもよくあります。
時間が経つというのはこういうことなんだろうと思いますが、やっぱり寂しい気持ちになります。
特にまだまだお元気でもおかしくないような年頃の方だったりすると、ますます寂しい思いがします。
だから家族でいられる間は大事にしなきゃな、と改めて思いました。
小さな村の物語 イタリア 毎週土曜夜6時~ BS日テレ