2021年11月29日(月)の「ウチ、断捨離しました!」に出てきた方を見ていると断捨離って何なのかちょっと考えさせられました。
依頼者の方はシングルマザーですが、すでにお子さんは大学生で子育て真っ最中という感じではありません。
小さいころから片付けが苦手だったそうで、でも片付けようとかなりの努力をされていました。
断捨離しようと家中の物を整理して捨てていました、しかもちゃんと写真つきで記録をとっていました。
他にも整理収納アドバイザーの2級を取得していました。
不思議なことに、食器棚やクローゼットなどはキレイになっているのに、キッチンや洗面所などはごちゃごちゃしていました。
やましたさんは頭を抱えていました、というのも断捨離はそれなりに出来ているのに、依頼者はできていないと思っているからでした。
山下さんは断捨離は楽しいもので、こうあるべきというものではないことを説いていました。
依頼者はうつ病とADHDと診断されたと言っていましたが、依頼者自身が言うように断捨離に対しても強迫観念があるようでした。
やましたさんはごちゃごちゃになっている洗面所の片付けを手伝いながら、これがなきゃいけないということはないんだと言っていました。
洗面所には思った以上にたくさんの荷物が詰まっていました。
ちょっとびっくりですね。
依頼者がキッチンの片付けを一人ですることになりましたが、食器を捨てるのに苦労していました。
お料理教室をやっていたこともあるぐらい料理の腕がある依頼者だったので、この料理にはこのお皿といった具合にこだわりがありました。
でもそうでなければならないという考えを捨てて食器も断捨離していました。
残ったお皿のレイアウトにかなり悩んでいましたが、最後に自分でかわいいと思えるレイアウトを発見して、片付けは終わっていました。
それなりに断捨離もできていた依頼者なので、ゆっくりこの後も片付けていってほしいなと思いました。
やましたさんは本当に断捨離の先にあるその人の問題を指摘するすごい千里眼があるなあと思いました。
ウチ、断捨離しました! 毎週月曜夜8時~ BS朝日