2022年2月2日（水）の「シャーロック・ホームズの冒険」は「ウィステリア荘」でした。
最初はガルシアなる人物に招かれたのに翌日にはもぬけの殻だったと怒るエクルズの依頼をいくら暇でも受けるかなーという感じでしたが、ガルシアが遺体で見つかり、クセ強めなベインズ警部が登場すると一気にホームズの目がキラキラしてきました。
ちょっとベインズ警部のクセが強すぎてアレですが、ときどき目がキランと光る感じで相当なやり手でした。
ワトソンとホームズが古地図片手に訪れた屋敷では謎の女性が疲弊しきった表情でおり、ワトソンはこれを見かけますが、事件がどう動くのか全く分かりませんでした。
ベインズがウィステリア荘のコックという人物を逮捕すると、ホームズとワトソンは謎の女性を救い出すべくその屋敷に向かうも、女性は主人らに馬車に乗せられ移動させれれます。
駅で追いつくと女性はなんとか男の手を振り切りワトソンの手を借りて列車から降ります。
ホームズは屋敷の主人らのいる車窓にステッキをぶつけます。
ガラスにびしっとヒビが入り、その先に連れ去ろうとした男たちがぼんやりと写っています。
ホームズが列車で座る乗客の中に鋭い表情の男たちに気づきます。
最初はコックだけ分かりましたが、あとで考えればこれは冒頭のウィステリア荘のガルシアと一緒にいた男二人でした。
静かに復讐に燃えていたということです。
ホームズはうつむいて何ともいえない表情をします。
その後起こる出来事を予感している感じです。
ステッキでバーンからのうつむく表情、ジェレミーかっこよすぎました。
ベインズ警部とホームズとワトソンは宿泊していた宿で女性の手当をしました。
ベインズ警部が事件の大筋を話してくれました。
謎の女性がいた屋敷の主はかつてある国の独裁者ドン・ムリーリョでヨーロッパを逃げ回っていたのです。
女性が自分の夫はドン・ムリーリョに殺された、その復讐を果たすために仲間と共に戦ってきたと話しました。
殺されたガルシアも父親をドン・ムリーリョに殺されており、仲間の一人でした。
ドン・ムリーリョの寝室の位置を手紙に書くも見つかってしまい、ガルシアの存在が発覚してしまいます。
犯行を決行すべく屋敷にむかうガルシアは逆に殺されてしまいます。
女性はイギリスでは殺せないということで場所を移すことにしたようです。
ベインズ警部はガルシア殺害についてドン・ムリーリョを逮捕して裁判にかける話をします。
ホームズはベインズ警部の手際を褒め出世間違いなしと褒めます。
ベインズ警部は田舎だから事件が少ないのだと出世欲を隠そうとはしませんでした。
ラストシーンは、渋い表情の列車内のドン・ムリーリョに忍び寄るガルシアの仲間の姿がありました。
そっとドアを開けると二丁の拳銃がドン・ムリーリョと秘書に向かって発射されます。
そのあとの絵はありませんでした。
おそらく仇を果たしたのではないでしょうか。
おおーという感じで終わりました。
今回のホームズとワトソンは自転車に乗って駅まで駆け付けたりとなかなかハードでした。
しかしホームズの短髪にはまだまだなれません。
やっぱり前に戻してほしいです。
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