ポツンと一軒家 愛媛県

２０２４年６月１６日（日）の「ポツンと一軒家」は愛媛県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回のゲスト：松本まりかさん、上杉柊平さん
今まで番宣というとゲストのどちらか１人でしたが、もうドラマが最終回と
いうこともあってか２人で出てきてるのでびっくりしました。
松本さんも上杉さんももともと細いですが、なんかますます細くみえて
心配なぐらいです。

今回は一度お伺いした（去年９月）時はちょっと忙しいということで
捜索隊は一旦引き上げ、主の準備が整ったという連絡があって
再度来訪（７か月後）する形で取材というパターンでした。

撮影隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・ベンジャミンさん（４０～５０代）
・アメリカ人
・茅葺き屋根
・格闘技の道場

教えてもらった道はまっすぐで難しくなさそうですが、とても細い道です。
次第に杉が密生する道になりますが枝打ちしてありました。
どんどん暗い道になりますが、いきなり開けた場所に出て目的地に到着しました。

今回お邪魔したポツンと一軒家情報
・ベンジャミンさん夫婦（３０代と４０代）
・円錐形の茅葺き屋根の総合武術の道場
・４人の地権者から５反（１５００坪）の土地を購入
・麓に家があり民宿を経営

武術に魅せられた主
・アメリカペンシルベニア州出身で周りに家のない場所で育つ
・空手のビデオを見て興味を持ち、居合術や柔術拳法を学ぶ
・１６年前武術修行のため京都の大学に留学
・卒業後も日本に残り古武術の指導をしている

奥さんとの出会い
・１０年前姉の嫁ぎ先の道場で知り合う
・奥さんは大学卒業後、青年海外協力隊に参加し教師（教員免許あり）として働いた
経験がある
・７年前に結婚しUターン

こだわりだらけの総合武術の道場
・結界をくぐり手水鉢で手を清めることができる（水琴窟になっている）
・道場周りの石垣や整地、基礎石を置くことから建物もすべて夫婦で作った
・家を解体するときや建設するときの手伝いに行き方法を学んだ
・道場を作る前に小さなサイズで試作をし練習し改良点を考える
・山にあった欅を２００本切って利用
・代わりにくぬぎの木を植林（動物が喜ぶようにできる範囲で行う）
・２か月かけて道場の構造部を完成
・屋根を茅葺きにしようかと思っていたところ、町で茅葺き職人養成講座の募集があり応募、４年間勉強する
・４年かけて茅（１８００束）を集める
・講座で知り合った茅葺き職人の親方はじめ総勢１６人が５日間で茅拭きをした
・屋根の先は腐りやすいのでガルバリウム鋼板で菱葺き葺き（ひし形の鱗張り）にする
・室内で油分が豊富な杉の葉を焼くことで茅葺きをいぶす

☆木は一旦枯らせてから伐採
・夏の間に木の皮を剥ぐ立ち枯らしで重機を使わずに伐採
・間伐されていない山で女性でもできるよう皮を剥いでおくと間伐ができる手法を習う

立ち枯らし
・木を切らずに皮を剥ぎ半年から１年放置して乾燥
・水分が抜けて軽くなってから木を切る伐採方法

☆設計図を書いて認識を共有
・奥さんが作るものの設計図を書く
・絵にあらわさないと二人で作業ができない
・描くと問題点に気付く
・毎朝その日の作業を確認して作業をする

捜索隊が武術の体験入門に挑戦
主は日本の色々な武術などを学び独自の武術「自然道じねんどう」を創設しました。
道着もちゃんと準備してくれていました。
真っ白な道着に着替えると捜索隊もちょっと改まった様子でした。
さすがにベンジャミンさんの所作は素晴らしかったです。

ここで時間となってしまいましたが、後編があるパターンなのではないかと思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★
今回は主たちの知識量と作った建設物のクオリティの高さにびっくりしました。
所さんも勉強になるなーと感心しきりでした。
道場が完成するまですごい時間がかかっていますが、その出来栄えの高さには
すごいとしかいいようがありません。
ご夫婦が絵を描いて問題点や完成イメージを共有していくという方法は
とてもいい方法だと思いました。

ポツンと一軒家 毎週日曜夜７時５８分～ テレビ朝日

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