2021年11月30日(火)の「アナザーストーリーズ」、ついつい見ちゃいました。
1985年の阪神タイガーズ日本一の回だったからです。
吉田義男元監督と掛布雅之さんとランディ・バースさんが出てきただけでちょっとテンションが上がりました。
吉田さんはちょっと小さくなられた感じもしましたが、お元気そうでなによりでした。
1985年というのは吉田さんが監督に就任した年で、同年に球団社長になった中埜さんとの思い出話をしてくれました。
球団社長だった中埜さんが日航機墜落事故で亡くなった事は知りませんでした。
1985年8月のことで、もうペナントレースは終盤に差し掛かっていました。
吉田さんは当時のことを振り返って「どうしたらいいか分からない」と言っていました。
中埜さんはとても穏やかな方だったそうで、球団のことは素人だから、と口を出すことはなかったそうです。
たびたび球場に出向いて試合後の選手に声をかけて労をねぎらったそうです。
吉田さんも中埜さんと一緒に阪神のために働くんだという気持ちだっただけにショックは大きかったようです。
その後川藤選手が当時の選手会長だった岡田選手に声をかけ、選手だけで決起集会を開いたそうです。
そのおかげかチームは一丸となって優勝できたということでした。
そういうことがあったんですね。
また阪神タイガースの歌についても触れていましたが、これはラジオパーソナリティの中村鋭一さんが当時はあり得なかった阪神びいきの放送をして、阪神が勝つと六甲おろしを熱唱し、巨人に勝つと六甲おろしを三番まで熱唱したことから、有名になったそうです。
中村鋭一さんのトークを聞きましたが、なかなかに熱いです。
「阪神タイガーズの歌」というのが正式タイトルですが、これを「六甲おろし」と呼んだのは中村さんだったそうです。
曲をかけるときに「六甲おろしをかけて」と言ったことから、「六甲おろし」が曲名だと思う人が多かったそうです。
今ではすっかり「六甲おろし」ですよね。
すごい影響力です。
ちなみに作曲はあの古関裕而さんだそうです。
すごい、それも知らなかったです。
でも古関さんって中日ドラゴンズと巨人の曲も作ってますよね、なんかすごいです。
最初は「大阪タイガーズの歌」というタイトルだったそうです。
だから「オウ オウ オウオウ 大阪タイガーズ」と韻を踏んでいたそうです。
これ、そうなんですね。そのためのオウだったんですね。
知りませんでした。
今回のアナザーストーリーズはとても色んなことが知れてよかったです。
久ぶりに掛布さんやバースさんが見られたのもよかったです。
なんなら真弓さんや岡田さんも呼んでほしかったぐらいです。
アナザーストーリーズ 運命の分岐点 毎週火曜夜9時~ BSプレミアム
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