2022年1月31日（月）の「ウチ、断捨離しました！」は実家の断捨離でした。
依頼者は実家が大変なことになっているのに母親は片付けが苦手な上に物を取っておいてしまうタイプの人で困っているとのことでした。
確かにいわゆる天邪鬼なタイプで、いらないものは何もないし、自分はこのままでも困らないという感じでした。
室内で猫を飼っているのですが、その毛がたくさん落ちていて、依頼者と依頼者のお子さんはアレルギーがあるので、実家にくる時には薬を飲んでこないと目が痒くなったり大変だと言っていました。
母親は最初は乗り気な様子はなかったうえに、やましたさんが来た日のキッチンの断捨離で物を捨てられたと機嫌が悪くなり、どうなることかと思っていました。
依頼者が断捨離ではなく、お掃除しようと声をかけると、お掃除することになって、物をどかしたりしているうちに、不要な物に気が付いて、結局それを処分したら、それなりにすっきりしました。
そうすると次第に家が片付いていくようになりました。
依頼者の姉が使っていた部屋を母親の部屋にしようということになると、ますます断捨離が進みました。
よく見るといらないものがあることに母親も気が付いたようで、キレイになってくると、掃除もしやすくなって、掃除もするようになっていました。
猫の毛もキレイに掃除することができました。
断捨離が終わると依頼者が目のかゆみが出なくなったと言っていたので、かなり改善されたと思います。
今回は依頼者と依頼者の姉が母親に寄り添うように、気持ちよく片付けできるように、辛抱強く待ったり、できるところからしていたのが断捨離が成功した要因だったと思います。
やはり言い方って大事だなと思いました。
やましたさんは断捨離後に訪ねたときに、冷蔵庫にあった大量のマグネットが、それが母親の思いが詰まったものであればそれでいいと言っていたことが、印象的でした。
客観的にどうこうではなく、その人にとってどうかということが大事だなと思いました。
今回はとてもいい断捨離だったと思います。
ウチ、断捨離しました！ 毎週月曜夜8時～ BS朝日
