「シャーロック・ホームズの冒険」の「第二の血痕」を見ました。
今回はホームズは全体的にかなり手こずっている印象でした。
終始頭を悩ませ、ワトソンと事件についてしゃべることに夢中でタバコに火をつけた後のマッチを適当に脇に投げてしまい、新聞が燃えるというシーンもありました。
こんなにバタバタしているホームズってあまり見ない感じもします。
この新聞を消すシーン、もっと長めに放送してほしかったぐらいです。
適当に火が消えることなく燃えてくれて、マッチが気になっていただけに面白かったです。
またホームズが目をつけたルーカスという人物が殺された一件と手紙が紛失した一件を結びつけるかどうかの確信がないまま現場に向かうとレストレード警部に見つかってしまって戻る二人もかわいかったです。
レストレード警部が気になる「些細な事」の説明を受けるホームズの顔がどんどん真剣になるのを見ているとハラハラしてしまいました。
事件現場を保存しておいたが、事件は終わったので元に戻そうとすると、カーペットの下に血痕がついていない、床の血痕は違う場所についていた、ということは誰かがカーペットを動かしているのだが、どういうことが分からないとレストレード警部は話しました。
うーん、すごいじゃないですか。
事件翌日の見張りをしていた警官が今日も立っていることを知ると、尋問すべきだと話レストレード警部を退出させると、ホームズとワトソンは床のカーペットを剥いで秘密の収納を捜すシーンは阿吽の呼吸でしたね。
床を這いずり回るホームズにどきどきでした。
床に隠し場所はありましたが、中身はカラだと言っていました。
じゃあダメなのかと思いきや、去り際にその警官に何かを見せると警官は「この人です」と答えるとホームズは声をあげて喜びます。
ここも珍しいシーンでした。
結局手紙は外相の夫人がルーカスに脅されて一度は渡すのですが、その直後ルーカスは嫉妬深い妻に刺殺されてしまいます。
手紙がなにか重要なものだと気づいた夫人は現場から見事手紙を奪い返します。
ホームズにすべてを告白し、ホームズが上手に外相の手紙箱に問題の手紙を戻して事件は解決しました。
さすがに首相は何かあると思ったようですが、けむに巻くホームズをニヤッとしながら見送ったのもかっこよかったです。
最後事件解決ではしゃぐホームズも珍しく、今回は珍しいことが多くて見ごたえがありました。
シャーロック・ホームズの冒険 毎週水曜夜9時~ BSプレミアム
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