2022年4月11日(月)の「ウチ、断捨離しました!」は「暴走夫に負けるな!理容師妻の喧嘩エレジー」でした。
以下、感想とネタバレです。
神奈川県で夫婦で理容室を営んでいました。
一階が店舗で二階と三階が夫婦と3人のお子さんの住まいだそうです。
朝の8時にはお店を開けるということもあって、奥さんは毎日家事と育児と仕事に忙しそうでした。
ご主人は8時には仕事に立つので、子どもの世話から家事を奥さんがします。
お客さんが髪を染めている間にも二階で昼食の支度をしたりします。
本当に切れ目なく忙しそうでした。
奥さんは元々はすごくキレイ好きだったそうですが、お子さんが産まれてから、だんだんとモノが増えて大変なことになってきたと、お宅の隣にある実家のお母さんは言いました。
断捨離の最初に訪れたやましたさんにご主人は
「自分は買ったら捨てるほうだから。」と言いました。
奥さんが溜める人だからこうなったと言いたいようです。
やましたさんはご夫婦に相手を責めるのはやめよう、こういう部屋になっているのは二人でやったことだから、と言いました。
要はお互いに問題があるでしょ、ということでした。
やましたさんが特に声をあげたのは、一階の玄関部分にあるトイレは店舗のお客さんが使う用だということを聞いた時です。
「これはキレイにしないと」と言っていました。
トイレの前はもう家庭の中という感じで、お客さんにとってはよくない景色ではあります。
やましたさんも協力する中、玄関の断捨離が始まりました。
靴って履かないものを決めるのは難しくないので、あっという間にお子さんの靴も夫婦の靴も断捨離することができました。
それだけで玄関はスッキリしました。
後は夫婦での断捨離がスタートしました。
まずは一階にある休憩室と呼ばれる部屋でした。
ここは仕事中の休憩場所として作ったそうで、キッチンや冷蔵庫が置いてあり、理容室で使うネイルなどの備品もありました。
でも仕事とは関係のないご主人の趣味のキャンプ用品もたくさんありました。
奥さんは断捨離を始めたはずが途中から拭き掃除を始めて、最後は掃除になっていました。
ジュースのストックを段ボールを上手にカットして収納して、扉を取ってしまいました。
しかしご主人がそのシンク下の収納に棚を入れてジュースを段ボールから出してキレイに並べ始めました。
全部しまうと配線が見えてよくないと、扉を付けました。
この間ご夫婦はずっと喧嘩している感じですが、どうもご主人が決めたらやってしまう人で奥さんの話は聞いていないようでした。
その後自分のキャンプ用品の断捨離になると
「他にもあるからこれは捨てる」という言葉が何度も出てきます。
どうもご主人は新製品に弱く、どんどん買ってしまうそうです。
で古いものは捨てるそうです。
そういうことなんですね、捨てる人だと言えば聞こえはいいですが、どんどん買ってしまって、それで古いものは捨てると言われても奥さんは納得しないのは明らかですね。
物を大事にって言葉はどこに行っちゃったんだと、奥さんはそういう思いがあって捨てられないんでしょうね。
でもご主人はそれに気づいていないかもしれないですね。
断捨離はできましたが、私でもこれはもったいないと思うぐらいでした。
その後、別の日に二人がお休みのときに断捨離を始めますが、すぐにご主人は出かけるからと言って少しだけにしようと言います。
でも奥さんはせっかくだからと張り切りますが、結局ご主人は出かけてしまいます。
で、奥さんがお子さんが昔使っていた子供用のお布団やらを断捨離していました。
その後はご主人は仕事が立て込んだようで、もっぱら断捨離はお子さんに協力してもらいながら、奥さんが頑張っていました。
着ない洋服を中心に相当すっきりしました。
これで断捨離はとりあえず終わりかなと思っていたら、やましたさんがチェックに来る当日に、ご主人がリビングのお子さんの服の収納を動かすと言い出して、扉を外してしまいました。
奥さんが言うのも聞かず、お子さんが先日片付けた場所にあった荷物を全部だして、洋服をしまいました。
奥さんは結局それに付き合って、収納を直しました。
やましたさんが見えて、キッチン下の収納をキレイにすることになりました。
「アルバムは時間がかかるから後にしよう」
やましたさんはアルバムの整理に時間がかかることをよく知っているので、出てきたアルバムは後回しだと言いました。
物を最初全部出してみると、もう不要なドリルだったりプリントだったり色んなものが出てきました。
それを整理するだけでスッキリしました。
やましたさんは
「喧嘩しないよりは言いたいことを言ったほうがいい」
と二人で相談して決めるようにアドバイスしていました。
断捨離が終わって、お子さんがまだ産まれていなかったころのように二人でお酒で乾杯して断捨離は終わりました。
今回の場合、奥さんはご主人も実家が理容室だったのに自分の実家のほうに来てくれたことを感謝しているということもあって、ご主人のしたいことを聞こうというスタンスのようでした。
ご主人も
「奥さんは懐が深い」と言っていますが、要は奥さんがしっかりしていて汲んでくれていることがあるんだなと感じました。
でもご主人ももう少し家庭のことに参加すれば、もっと家はちゃんと回るかなと思いました。
キレイ好きな奥さんが少しでも気持ちが落ち着いたならよかったと思いました。
ウチ、断捨離しました! 毎週月曜夜8時~ BS朝日