ソーイング・ビー３ファイナリスト

2021年7月1日（木）のソーイング・ビー3は見ごたえありました。
さすがに準決勝まで残っている4人なので、レベルは高いです。
でも時間内に作るという作業は思った以上に大変そうです。
落ち着いて作ったらみなさんもっと上手なんでしょうね。

今回は折り紙風トップスを作るという日本をイメージしたお題でした。
折り紙って日本固有のものだそうです。
そういえばそうなのかな。
イギリスの人が「折り紙」というものを知っていることにびっくりしました。
でもお題としては難しすぎです。
洋服に折り紙のような折った柄を入れてトップスを作るという課題でした。
正直どういうものを作るのか想像できませんでした。
でもみなさんさすがです。
ジュリエットとリカルドの作品はかなり出来が良かったと思います。
ジュリエットは胸元に太陽のようにぐるっと一周折り目を回して後ろは大胆に開けたトップスを作りました。
審査員の二人が褒めたようにトップスはへそ出しぐらいの長さですが、袖はそれより長くなっていて、しかもそこにも折りが入っていてゆったりしていました。
すごい完成度です。
黒い肌のモデルさんによく似合う明るい黄色のトップスでした。
リカルドは真っ白のオーガンジーを使ったそうです。
透けるような素材でしたが、胸元にまさしく折り紙のような立体的はひし形のような形が重なったものが付いていて、後ろのチャック部分にも布で被せてみえないように作ってありました。
白で透けるので裏側の折り目も見えてしまいますが、それもキレイになっていました。
ジュリエットもリカルドもどっちともよい出来でしたが、「折り紙風トップス」というお題にはリカルドの作品がぴったりでした。
リカルドは優秀作品に選ばれていました。
リカルドは一位になるために作ったのではなく、モデルに似合うものを作りたかったと言っていました。
審査員が褒めたように、その真っ白なトップスはモデルによく似合っていました。