2022年4月25日(月)の「ウチ、断捨離しました!」は「自分の家を好きになりたい!脱・姑・・・マイホーム大改造」でした。
以下、感想とネタバレです。
今回は埼玉県大宮にある一軒家で6LDKもあるそうです。
しかし5年前に亡くなった姑の荷物と子供たちの荷物でとにかく物が多い状態に陥っています。
でもカオスという感じはなくて、荷物が多いかなあという感じです。
ヤマシタさんは依頼人に家を案内されていました。
ヤマシタさんは一通り家を見回ると、家族とどう断捨離するのか話します。
「この家は姑さんの家だよね」とヤマシタさんは指摘します。
また
「壁紙が汚いのが気になった」とも言いました。
これは依頼人が結婚を機に家に入ったときからそうだったということです。
「依頼人は自分の家じゃないと思っている、自分の家だと思ってリフォームしよう」と声をかけました。
依頼人の夫も、
「母と妻は確執があったけれど、母の荷物や子どもの荷物を減らして子供部屋も作りたい」と断捨離を後押ししてくれました。
この家はもともと依頼人の夫と姑さんの家で、そこに依頼人がお嫁に来たそうです。
依頼人の夫は地元では名の知れた家だったそうで、姑は依頼者の夫へのしつけも厳しかったそうです。
そんな姑さんは依頼人に対し洗濯物の干し方から配膳の仕方など、ありとあらゆることを教えてくれたそうです。
そのことを話すと、夫は食事の時間までには必ず帰ってきてくれたそうです。
夫は優しいと依頼人は笑います。
まず和室の収納から荷物を出すと姑の荷物がたくさん出てきました。
以前はそれをどう扱ったらいいものか判断できなかったそうですが、ヤマシタさんが
「これは姑さんの忘れ物だね」と言いました。
姑のものであって依頼人のものではないこと、依頼人が使わないものであれば処分することになりました。
今度は子供のおもちゃを整理することになりました。
長男君はとてもしっかりしていて、父親がおもちゃを買ってきてくれるけど、多すぎるから、自分のものも買ってほしいと、ものすごくしっかりした物言いで言っていました。
結局脱線しそうになったおもちゃの断捨離は依頼人の夫が声をかけたことで無事終わりました。
すると今度はリフォーム会社がやってきて、依頼人に壁紙の見本を見せていました。
夫は依頼人にまかせるということで、本当にやさしい夫だなと思いました。
その後、姑が買った大理石のダイニングテーブルの代わりになるテーブルを買いに出かけました。
ここは夫の趣味の木を使った温かみのあるダイニングテーブルを買うことになりました。
夫はログハウスのような自然の雰囲気が好きだそうで、テーブルを決める日も生き生きしていました。
スタッフが思わず
「ご主人、楽しそうですね」と依頼人に声をかけるぐらいでした。
温かみのあるダイニングテーブルと大理石のダイニングテーブルではだいぶ好みが違いますね。
夫は早くに父親を亡くしたそうです。
その際「母を頼む」と言われたことが頭に残り、大学も仕事も実家から通える場所に決めたそうです。
そんな依頼人の夫が29歳ぐらいのときに、本人の反対を押し切って姑が家を建て替えてしまったそうです。
依頼人の夫もまた姑との関係では思うことがあったようです。
断捨離を終えて、リフォーム会社が部屋の荷物を動かしたときに、急遽姑が買った食器棚も処分することになりました。
実は食器棚が2つあったそうで、整理して入れてみたら一つでよかったということでした。
また豪華な食器も処分したそうです。
来客用の食器や華美な食器が多かったそうですが、自分たちでは使わないと判断したそうです。
ずいぶんすっきりしてきました。
ヤマシタさんが訪れたときは、リフォームも終わった後で、すっかり変わった家がそこにありました。
一階の壁紙はほぼ変えたようで、まるで違うお宅のようでした。
また畳の和室の畳を取ってフローリングにしたので印象もガラッと変わりました。
ダイニングテーブルも変わって、テレビの配置も代えて、すっかり印象が変わりました。
ヤマシタさんも驚いていました。
二階には子供部屋もできていました。
ご夫婦ともに嬉しそうだったので、とてもいい断捨離だったのではないかなと思いました。
ヤマシタさんは問題の本質をスバリ言い当てるところが毎回すごいなと思いますが、今回もそうでしたね。
人に言われると安心するということがあると思いますが、ご夫婦にとってヤマシタさんの言葉は断捨離の後押しとなって、とてもよかったのではないかと思いました。
ウチ、断捨離しました! 毎週月曜夜8時~ テレビ朝日