2024年11月2日(土)の「ブラタモリ」は
「東海道五十七次の旅 第一夜 京都・三条大橋から伏見へ」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回は3夜連続で久々のブラタモリです。
今回、同行するアナウンサーからナレーションから音楽から
すべて変わっています。
個人的にはそのままもよかったかな。
ブラタモリ楽しみです!
★★★★★★★★★★★
アナウンサー:佐藤茉奈
ナレーター:あいみょん
テーマ音楽:小沢健二(ぼくらが旅に出る理由)
今回のお題
東海道“五十七次”の旅~行けばわかるさ 徳川の思惑~
今回の講師
京都大学教授(歴史地理学)山村亜希さん
京都府立京都学・歴彩館の若林さん
今回のルート
①三条大橋(京都市)
②三叉路(滋賀県大津市と京都府京都市)
③伏見(京都市)
徳川幕府が整備したもう一つの東海道とは?
・東海道五十三次はスタートの江戸・日本橋から五十三の宿場町を通って
京都・三条大橋がゴール
・徳川幕府が整備した東海道は五十三次とは別ルート
→江戸からスタートして大阪をゴールとする東海道五十七次があった
東海道「五十三次」と「五十七次」ルートに分かれるのは?
・滋賀県大津市と京都府京都市にある三叉路
・「みぎはきょうみち ひだりはふしみ」という石碑が建っている
・江戸時代「大津絵」が街道土産として人気だった
(安価に買えること、作画工程も型があったり大量に生産できた)
大津絵 江戸時代この辺りで生まれたと伝わる民画
東海道を行く旅人から絶大な人気を集めた
鬼の寒念仏 大津絵の代表的な絵柄
「お守り」「魔よけ」「夜泣き止め」として使われた
この場所が分かれ道だった徳川の思惑とは?
・京都を通らせたくなかった
・参勤交代で多くの大名が東海道を通るときに京都を通ると
大名と朝廷が接触する可能性が
→反乱を防ぎ平和な世の中をつくりたいという思いがあった
五十四番目の宿場町:伏見
・東海道五十七次の中で最大級の2万人がいた宿場町
・伏見には秀吉が作った伏見城があり宿場町が出来る前から巨大な城下町だった
→家康が巨大な城下町をそのまま東海道の宿場町にした
徳川家康は伏見に長くいた証拠
・家康は江戸や駿府に住むこともあったが伏見にいる時間も長かった
・御香宮神社の門は家康の息子(水戸徳川家の祖)の徳川頼房の寄進
・御香宮神社には家康の息子(紀伊徳川家の祖)の徳川頼宣の寄進の建物がある
・家康の息子(尾張徳川家の祖)徳川義直、頼宣、頼房が共に伏見生まれ
※義直の生誕地については諸説あり
伏見から全国に広がったグルメ
・練りようかん
(それまでの蒸しようかんは日持ちがしなかった、寒天を混ぜ砂糖をもっと
入れることで日持ちがするようになった)
今回は伏見で終わりでした!
タモリさんの服装
・黒い帽子
・赤と黒のチェックのボタンダウンの半そでシャツ
・黒いパンツ
・白いソールに紺系?の差し色が入ったスニーカー
今回はエンディングはなくランチの写真もありませんでした。
★★★★★★★★★★★★★★
今回は今までのブラタモリとは番組の進め方が違いましたね。
曲や表示の仕方などなど。
これもまたいいのですが、自分としては前のようにエンディングで写真を
見たかったなと。
でも今回のブラタモリも楽しかったし、やっぱり勉強になりました。
ブラタモリ NHK総合
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