歴史探偵 鎌倉バトルロイヤル

歴史探偵 鎌倉バトルロイヤル テレビ

2022年8月25日(木)はNHKプラスで「歴史探偵」の「大河ドラマコラボSP 鎌倉バトルロイヤル」を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

所長:佐藤二朗
副所長:渡辺佐和子アナ
ゲスト:鎌倉殿の13人 三浦義村役 山本耕史さん
ゲスト:鎌倉歴史文化交流館学芸員 山本みなみさん

今回は再放送ではありますが、大河ドラマとコラボということで、鎌倉殿の13人後半戦を予習したい人向けだそうです。
今からみても楽しめる内容だと思います。

源頼朝が亡くなった後の鎌倉は13人の合議制をひくも、私利私欲に走る武士どうしの争いが起こる時代になりました。

鎌倉バトルロイヤル 第1ラウンド(頼朝が存命の時)
北条時政VS源頼朝
富士の巻狩に忍び込んだ曽我兄弟が父の敵討ちを果たす(工藤祐経を討つ)

巻狩とはシカやイノシシを追い込んで狩りをすることで、大勢の武士が参加することから軍事演習としての役割もあった

曽我兄弟が巻狩を敵討ちに選んだ理由
①富士の巻狩の規模を利用することで容易に近づくことができる
・南北1キロ以上に渡るエリアに仮の宿舎を建てる
・南北20キロ、東西10キロが巻狩のエリア 
・3万人の武士が参加
頼朝が仕掛けた一大イベントだった

北条時政の手引きがあった
北条時政は巻狩の現場責任者だった
→巻狩が大規模すぎるので手引きがないと目的を果たすことができない

北条時政の野望その一
工藤一族の領地から作られる鉄が目当てだった?

北条時政の野望その二
源頼朝と頼家の暗殺を狙った?
屏風には工藤暗殺後曽我兄弟の一人が頼朝の宿舎に駆けていく様子が描かれている
実朝が誕生したことから比企能員を親代わりとして慕う頼家が将軍になると比企家が力を得ることになる?
【結果】工藤祐経暗殺のみ

鎌倉バトルロイヤル 第2ラウンド
比企能員VS北条時政
比企家はたった一日で滅亡する
→比企能員は政治・経済両方で強い力を持ち、頼家の乳母を担っていた

北条氏の影響下でまとめられた「吾妻鏡」によると
比企能員は病床の頼家を見舞った際、北条暗殺の密談をしているのを政子が聞きつけ、時政が自邸に呼び出して殺した

疑問点①密談が聞こえる→実験では聞こえない
疑問点➁能員が対立する時政の館に出かけた理由→栄西が仏事を行う
→栄西は頼家が深く帰依していた僧侶であり、行かざるを得ない

【結果】比企家滅亡後、時政はその後源実朝擁立に動く→頼家は伊豆の修善寺に幽閉された後殺される

鎌倉バトルロイヤル 第3ラウンド
北条時政VS北条義時

★時政は追放される
北条時政は祖父が京都の出であることから京都に太いパイプを持つ→官位を得る
実朝ではなくより影響力が行使しやすい娘婿の平賀朝雅を将軍にする動きを見せた
→義時は実朝を奪還し、時政についていた御家人たちも義時のもとに馳せ参じた

歴史探偵 毎週水曜夜10時~ 

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