２０２２年８月３１日（水）の「にっぽん百低山」は「伊吹山・滋賀」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
伊吹山はなかなかの標高ですが、山がほとんど草原で１３００種もの花が咲くというちょっと変わった山だそうです。
今回の山：伊吹山（標高１３７７ｍ）
ゲスト：安蘭けい（俳優、元タカラジェンヌ）
今回のルート：最寄り駅JR近江長岡駅～一合目（杉林）～三合目（お花畑）～５合目（つづら折りの道）～ゴール（全長６キロ）
今回のゲストの安蘭さんは滋賀県出身ですが、伊吹山へ登ったことはないそうです。
ちゃんと手袋にトレッキングポールを持ち、装備は完璧ですね。
最初は背の高い木が生えていたのですが、途中から背の高い木は無くなっていました。
伊吹山はかつてスキー場があった
三合目前でとても見通しのいい場所へ出てきました。
ここはかつてスキー場だったそうです。
しかしスキー人口の減少や積雪の問題から閉鎖になったそうです。
三合目にあるお花畑は１．５ヘクタールあるそうです。
ちゃんと柵で守られていました。
その中を登山道が続いているので柵を開けて進んでいきます。
原種のアヤメ、ノアザミ、ユウスゲ、カワラナデシコ、クルマバナ、伊吹山固有種ルリトラノオなどキレイな花が咲きます。
伊吹山に大規模なお花畑がある理由
・伊吹山は日本海と太平洋が一番近づく場所にある山で冷たい気候を好む花と暖かい気候を好む花の両方が咲く場所である。
・織田信長が伊吹山で薬草園を開いたという言い伝えがある
→キバナノレンリソウはヨーロッパと日本では伊吹山にしか生えていない
伊吹山は石灰岩の山
・石灰岩は水はけがよく植物が育ちにくい
→高い木が育たない
→ほぼ毎日発生する霧の水分を使って生きる花が育っている
五合目以降は岩場を進むかなり本格的な登山～山頂へ
あまりの本格的な登山に驚きました。しかも同じ景色なのでこれもつらいです。
ひとつありがたいのはキレイなお花が咲いていることですね。
山頂からの景色に安蘭さん、涙ぐんでいます。
「言葉を失う」って本当ですね。
今回のお楽しみ：久次郎
今回のお酒と食事：日本酒と名物 伊吹のおろしそば
二人とも勢いよくそばをすすっていました。
お出汁がかかっている盛り方でとても食べやすそうなおそばでした。
今回の一句：吹き上がる 風の喝采 踊子草 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜午後０時２０分～ NHK総合
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