2022年9月4日(日)の「ポツンと一軒家」は茨城県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
ゲスト:原田美枝子さん、井本彩花さん
原田さん、こういうバラエティで見るのは久しぶりな感じがします。
ドラマで見かけるイメージですね。
今回は茨城県でしたが、想像以上の山深さに驚きました。
捜索隊が聞き込んだポツンと一軒家情報
オノセさん夫婦(80代)
炭窯で炭焼き
道を尋ねた方が捜索隊が捜していたお宅を知っていたので、道はばっちり教えてもらえました。
しかし道が細く、左右は急こう配ののり面が迫るという道でした。
途中で武生神社という立派な鳥居があり、捜索隊は天気が良ければ富士山が見えるという物見櫓に行ってしまいましたが、林先生は武生神社に行って欲しがっていました。
ちなみに富士山は冬の晴れた早朝に200キロ先の富士山が見えるそうです。
スタジオではみなさんが驚いていました。
武生神社を横目にそのまま先へ進んだ場所にお宅はありました。
とても広く、車を置いた場所からお宅がある場所まで傾斜もあり距離もありました。
今回のポツンと一軒家情報
オノセさんご夫婦(80代)
江戸時代に建てられた茅葺き屋根の家(築244年)
茅葺き屋根用の茅は自分たちで準備する
14年前にポツンと一軒家になる
元は戦国時代の武将佐竹重義の落ち武者が住み着いた場所
元自衛隊員で橋を作ったり災害復旧の現場に行った経験があり
60歳まで予備自衛官をしていた
山暮らしで大変な生活インフラ
①現在はプロパンガスだが、道路が通じる前は主がボンベを運んだ
➁水は井戸水と上水道
井戸水はかつては天秤棒を担いでいたが、現在は電動ポンプ
花嫁衣裳を着て3キロ歩き自宅で結婚式
その時の写真がありましたが、確かに近親者15名ぐらい参列して一列に歩く姿は狐の嫁入りのようです。
自宅での結婚式は建具をすべて外し、床の間で両家が向かい合って三々九度をします。
その後披露宴が行われます。
料理は仕出し屋さんが泊まり込みで支度したそうです。
盛大ですね。
竹で籠づくりや木材で黒炭づくり
器用な主は竹籠を編むのが非常に上手で、今でも作ろうと思えば一日一個ペースで作ることができるそうです。
また楢木で黒炭づくりをしています。
炭焼きには白炭と黒炭があって
白炭:石積みの釜で真っ赤な火のまま長い鉄鉤で掻きだす
特徴:火力が強くて長持ちする(備長炭など)
黒炭:土で粘土で固める、炭窯の中で燃え尽きたら消す
特徴:火のつきが早く、炭が柔らかく、火力が弱い(昔の炬燵用)
と製法から特徴まで違いがあります。
傾斜地は元蒟蒻畑
蒟蒻は水はけのいい傾斜地だと腐らない、平地では水はけが悪く腐ってしまう特性があります。
現在は蒟蒻はほんの少しだけ育てていて、あとは野菜を育てています。
土がよく、育て方も上手なのか、野菜はとてもキレイに育っていました。
主は先祖が苦労して開拓した土地を手放すのは申し訳ないと、できる限り今のまま平穏に暮らしたいというのが願いだそうです。
キレイに手入れがされているお宅がいつまでも残るといいなと思いました。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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