ブラタモリ 登別温泉

テレビ

2022年10月29日(土)の「ブラタモリ」は「登別温泉~なぜ登別温泉は”いい湯だな”?~」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回のタモテバコ:なぜ登別温泉は”いい湯だな”?

今回の案内人
登別市教育委員会 学芸員 菅野修広さん
中央温泉研究所 研究部長 滝沢英夫さん
温泉管理会社 大宮一哉さん

今回のルート
①温泉街の公園
➁温泉旅館瀧乃家
➂地獄谷
④登別温泉のメインストリート
⑤クスリサンベツ川の上流、大湯沼
⑥神の水が沸く場所
⑦倶多楽湖

登別温泉はどんなお湯?
登別温泉には9種類の温泉が湧いている

酸性:硫黄泉、酸性泉、鉄泉、芒硝泉、緑ばん泉、明ばん泉
中性:食塩泉、重曹線
その他:ラジウム泉

どうしてこんなに多くの種類の温泉が湧き出るのか?

何種類もの温泉が地獄谷で沸く理由
地獄谷の地盤は活発な火山活動で縦横無尽に亀裂が入っている
(地獄谷は爆裂火口:
     マグマの熱で急激に温められた地下水の水蒸気噴火によってできた火口)
    ↓
地獄谷のすべての温泉の元は硫黄泉
    ↓
・さまざまな亀裂を通る過程で様々なミネラルを溶かし込み泉質が分かれている
・亀裂を通る過程で泉質が混ざり合い、別の泉質になると考えられている
6種類の酸性の泉質が出ている
(硫黄泉、酸性泉、鉄泉、芒硝泉、緑ばん泉、明ばん泉)

硫黄泉の下にある熱水→マグマからもたらされた塩を含む水
食塩泉
食塩泉も亀裂を通る過程で重曹泉、ラジウム泉となる

合計9種類の温泉が出る

巨大な温泉の湖・大湯沼から温泉を引いていない
・源泉の大湯沼は周囲1キロ程度で、約130度の温泉がわき出している
→火山の噴火による爆裂火口
・天然の「川の足湯」(40~43度)があり、大湯沼のお湯を楽しめる唯一の場所
・大湯沼のお湯が温泉街のクスリサンベツ川(アイヌ語で薬が流れる川)まで流れている
→見て楽しむ温泉

山あいの登別温泉がどのようにして人気スポットになったのか?
観光地にするため交通手段を整備する必要→18年間で4回も交通手段を変えた
・1915年~馬車鉄道
【デメリット】馬が暴れて脱線運転手がストライキ
・1918年~蒸気機関車
【デメリット】煙突から出る火の粉で山火事乗客の衣類が燃える事件が発生
・1925年~電車
【デメリット】温泉街と同じ発電所から電力が供給されていたため、乗客が増えると温泉街が停電
・1933年~バス

→紆余曲折を経て現在の交通手段に至る

登別温泉が人気観光地であり続ける理由とは?
観光名所にもうひとつ見どころを加える
山頂にある観光名所の倶多楽湖くったらこ→日本一丸い湖
・登別は降水量が多く、景色を見に山頂まで上がっても雲や霧で景色を楽しめないことも多い
→観光客に楽しんでもらおうとクマ牧場を作る
その他にも多彩な施設がある
温泉科学館、クマ牧場、ワニ園、遊園地、水族館、時代村、スキー場

今回の衣装
紫のチェックのシャツ
ブルーのニット
紺色のチノパン
黒系のスニーカー

今回のランチ:写真がありませんでした💦

★★★★★★★★★★★★★★★★
今回は温泉街ということで、足湯に使ったり、色んな観光名所を見たり、ちょっと観光した気分になりました。
登別温泉があれだけの温泉が楽しめる場所とは知らなかったので、札幌の下で遠くはないし、北海道を訪れる機会があったら行ってみたいなと思いました。

ブラタモリ 毎週土曜夜7時30分~ NHK総合

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