2022年1月4日(水)の「にっぽん百低山」は「再度山・兵庫」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回登る山はすごく都会にありますね。
神戸の六甲山地にある再度山に登ります。名前が素敵ですね!
今回登る山:再度山(標高470メートル)
今回のゲスト:武田梨奈さん(俳優)
今回のルート:県庁~諏訪神社~ビーナスブリッジ~灯籠茶屋~猩々池~善助茶屋跡~大龍寺~再度山頂上
ゲストの武田さんは空手の黒帯2段という腕前と思えないほどキレイな人でした。
諏訪神社の境内から登山がスタート
神社の石段は100段以上あり、いきなりキツイです。
早朝にも関わらず何人もの人とすれ違います。もう降りてきている人もいます。
ビーナスブリッジからの景観はすばらしかったです。
朝5時からオープンする茶屋
灯籠茶屋には常連さんがたくさんいました。
この辺りでは大正以降、毎日登山という毎日再度山に登るという習慣があるようで、一番登っている方は89歳の方で2万4千回以上登っていました。
おじゃました茶屋は登山をする人をもてなすために建てられ、六甲山にはこういった茶屋が他にもあるそうです。
一番人気の厚切りトーストをパクリ
灯籠茶屋の一番人気は七輪で焼いたトーストを半分に切って、バターとジャムを半々に塗るその名も「アベック」です。
昔懐かしい感じで美味しそうです。
パンに紅茶に、サラダかな、二人ともおいしそうに食べていました。
大師道と呼ばれる登山道
紅葉が美しい時期で猩々池にも紅葉した木がかかってとてもキレイでした。
ここを過ぎるといよいよ深い山に分け入っていきます。
善助茶屋と毎日登山の発祥の地について
かつてこの地に住んでいた方が麓の居留地の外国人が毎日登ってきて善助さんはコーヒーなどを振る舞っていました。当時日本にはハイキングという文化がなかったが、神戸の人はそれを真似て登山を楽しむようになりました。
すると毎日登山をする会がいくつもできました。
これが今でも続いているということでした。
銀杏の落ち葉が敷き詰められた大龍寺
大龍寺には弘法大師の像が建っていて、弘法大師が遣唐使に出発する前と戻ってきた後、訪れたそうです。
大龍寺を抜けるとものすごく急坂になりました。
岩がごろごろしています。
すると小さな石碑が山頂を知らせてくれました。
山頂からは神戸の海が一望できました。しかもすごくキレイに見えます。
下山のあとのお楽しみ:麓にある老舗茶屋
地元の日本酒(あつかん)に茶屋名物の具沢山な湯豆腐、あとおでんでしょうか。
吐く息が白いので、天気はいいのですが、かなり寒そうですね。
ゲストの武田さんもどうやらお酒が強そうで、日本酒を飲んでも顔色は変わりませんでした。
今日の一句 夜明けまえ 炭火に匂うて 茶屋のみち 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
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