名探偵ポワロ エジプト墳墓のなぞ

名探偵ポワロ エジプト墳墓のなぞ ドラマ

2023年2月1日(水)の「名探偵ポワロ」は「エジプト墳墓のなぞ」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


今回はエジプトでのお話です。
前半はポワロたちはイギリスにいますが、調査隊のいるカイロで次々と人が亡くなりポワロが調査に出向くことになりました。

<事件のあらすじ>
エジプトを調査していた調査隊のリーダーであるウィラード卿が心臓発作で他界し、その妻のレディ・ウィラードからどうにも心配だと相談されるもポワロはウィラード卿の死に疑問の余地はないと発言する。
しかし一方で調査隊のスポンサーとなっていたブライブナー氏の甥のルパートについて調べるようにアメリカに滞在していたヘイスティングスに頼む。
そんな中調査隊の人が次々に亡くなる事態が起こり再びレディ・ウィラードに呼び出され、自分の息子で調査隊の指揮を引き継ぐガイを守ってほしいと涙ながらにポワロに訴えた。ポワロはカイロの王家の谷に向かう。

<調査隊で亡くなった関係者>
ウィラード卿 心臓発作
ブライブナー氏 指のケガが原因の敗血症
ルパート・ブライブナー氏 拳銃自殺(自分は不治の病だとメモを残す)
シュナイダー氏 破傷風

<事件の手がかり>
・自殺したルパート・ブライブナー氏は生前生気がない様子で手袋をしていた
・ルパートはエジプトで両手に湿疹ができて気にしていた(すごく気にする性格
・ルパート・ブライブナー、医師のエイムズ、ブライブナー氏の秘書ハーパーは大学の同級生
・ルパートの遺言書の内容

<ポワロの身に危機が迫る>
身の回りの世話をするハッサンがお茶を持ってきたが、ヘイスティングスが唸り声に気づくとポワロが倒れていた。
しかしポワロは飲んでおらず、アーモンドの香りがする飲み物の中身は分析すると小瓶に移していた。
→犯人はエイムズで自室から薬を盗まれたことに気づきポワロを殺害しようとした

<今回はテントで関係者を集め謎解きショー>
犯人は医師のエイムズでした。
動機は今回の調査隊のスポンサーであるブライブナー氏の莫大な遺産でした。
彼が死ねば遺産は甥のルパートにいきますが、彼が死ねば遺言書に名前があるエイムズのものになりました。
遺言書は大学時代に冗談で書いたものとみられシガレットケースとその他全てをエイムズに遺すとありました。
エイムズはルパートの両手にできた湿疹はある風土病でそれは不治の病だと吹き込み、彼はそれを信じ、自殺しました。
事の顛末をイギリスに戻ってレディ・ウィラードにも説明し、発掘に対する彼女の不安を安心させました。
事件のヒントとなったのはウィラード卿の死でした。彼は病死でしたが、たくさんの死の中に本当の殺人を隠そうとしたのでした。

【番外編その①】カイロで車を走らせるヘイスティングス
舗装されていない道を結構なスピードで走っています。
ヘイスティングスは自然と笑みがこぼれています。
いつも以上の悪路にポワロはステッキで帽子を掴み、車を掴んでいます。
車はどうやって手配したのか・・・

【番外編その➁】砂ぼこりが嫌で仕方ないポワロ
発掘現場についてから、始終服の砂ぼこりを払っています。でも砂漠ですから、どれぐらい意味があるのか・・・
歩いても砂ぼこりが上がりますが、それでも払っているポアロでした。

【番外編その➂】飼い猫を亡くして迷走中のミスレモンに素敵なお土産
今回はミス・レモンは飼い猫を亡くしたばかりの寂しさから色んな占いに手を出して若干迷走してました。
そんなミス・レモンにポワロは王家の墓から持ち帰ったとされる猫の置物をプレゼントしました。
ミス・レモンはとても気に入って夢見心地でデスクに戻っていきました。

★★★★★★★★★★★★
今回はエジプトでの事件ということで、いつもと勝手が違いますが、ディナーの時には正装したり、テントも素敵で中も二人で寝られる広さというなかなかラグジュアリーなものでした。
お料理やお酒も普通に出ているようで、この砂漠でどうやって提供するのか気になりました。
クリスティは旅行が好きでエジプトにも行っていたので、今回の舞台はアガサが見た景色かもしれませんね。

名探偵ポワロ 毎週水曜夜9時~ BSプレミアム

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