辻仁成 パリごはん 2022秋冬

テレビ

2023年2月17日(金)の「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2022秋冬」を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

辻さんの口癖は『熱血』だそうです。
自分が倒れそうなときや奮い立たせるときに使うそうです。
なるほど、いい言葉ですね。

息子さん(十斗くん)の一人暮らし
夏の終わり、息子さんが一人で決めた大学近くのアパルトマンに辻さんは誘われました。ちょっと嬉しい辻さん。

『ここが、この子の出発地点になるのか、と思うと、不意に感動が押し寄せた。』

そして辻さんより一足先に引っ越しをしました。

『自立させることの一番の目的は、お金の価値感 お金の意味がわかること』
『親としてできることは、彼に自立する力を与えることだと思ったわけです』

駅まで愛犬の三四郎と一緒に送って去っていく息子をあわてて写真に撮りました。

辻さんが引っ越しをする前日、息子さんから連絡がありました。
『夜ご飯食べに帰ってもいい?』と電話をかけてきた息子のことが心配でした。
そんな息子さんのために急遽2人前の料理を作ります。
<メニュー>・トランペット茸と鶏肉のパスタ
秋と言えばトランペット茸なんだそうです、とても美味しそうです。

辻さんのお別れ会
辻さんは息子さんの独立を機に住み慣れた場所を離れ、田舎暮らしを基軸にするそうです。
パリには現在よりもう少し小さなアパルトマンを借りて、仕事をするそうです。
渡仏して20年分の色んな捨てられなかったものを捨てて身軽になりました。
息子さんのノートや絵や服などたくさんあります。
近所のお店にお酒やお料理を持ち込んで、お別れ会をしています。
お酒片手におしゃべりをしているゲストにお料理につまようじを差して、料理を勧めてました。
<メニュー>・和風トルティーヤ・巻き寿司
おしゃべりしているみんなの間をお料理を持って回るのは結構忙しそうですが、辻さんは気にも留めません。

辻さんのお引っ越し
なんと道路に止めたはしご車でベランダから大きな荷物を下ろすようです。
しかし道路には路上駐車の車が停めてあるので、クレーン車をセッティングするのも一苦労です。
3メートルはあるソファーでも、台に乗せて端をロックするだけです。
道路には普通に人が歩いていて、見ているだけで怖いです。

しかし心機一転、仕事場として借りたアパルトマンのキッチンが大変なことになりました。なんとキッチンの上にある備え付けの棚が外れて前に倒れてきています。
それを麺棒やお酒の箱やカーテンレールなどで棚を支えているのです。
前の家でもキッチンでトラブルが続いただけに、またしてもトラブル続きで大変です。

辻さんの無謀な野望
フランスで最も有名な歴史的コンサートホール「オランピア劇場」でライブをやりたいそうです。
しかし審査も厳しく、製作費は武道館並みに高いそうです💦
もっと自分の音楽を知ってもらうために、辻さんは10年ぶりのフルアルバムをレコーディングしました。
スタジオといっても普通のお宅のようです。
なんかすごいです。
『子育てに費やしたこの10年に感謝しつつも、創作に全力を注げなかった分をここからの10年で挽回しないとならない。まだ、間に合う。』

審査の結果がなかなかきませんでしたが、コンサートができることになりました。
しかし2000席ものチケットを売らなくてはいけません。
歌うのは今年の5月です。

田舎の家でリラックス
小さな町ということで駐車場で八百屋さんがお店を開いています。そこで材料を買い込んでお料理を作ります。
<メニュー>タルティフレット(サヴォワ地方の郷土料理)

『ぼくは苦しい時にはキッチンに行く。
自分を安定的に保つうえで、料理はランニングや筋トレにも負けない、いや、それ以上に効果のある人間性買う服行動なのだと思う。』


愛犬の三四郎、ソーセージ・ウォークに参加
パリのダックスフンドが大集合し、ミラボー橋からエッフェル塔まで大行進するイベントに参加しました。最低で500匹のダックスフンドが集合したそうです。
三四郎は周りをキョロキョロしながら歩いて行きます。
でもいたずらしたり、吠えることもなかったそうです。

クリスマスは息子とディナー
息子さんのほうから連絡がありました。
フランスではクリスマスは静かに家族と過ごす、要は日本でいう正月なのでした。
<メニュー>・鯛めし・鯛のカルパッチョ
息子さんが炊飯器を買って、ご飯を炊くだけじゃなく色んなものが作れるよということで鯛めしを教えるそうです。
4ユーロで立派な鯛が買えてます。
鯛はオリーブオイルで焼くと臭みがとれるそうです。炊飯器に調味料としょうがと塩昆布とこぶ茶をいれて、焼いた鯛を入れます・・・入らないとメシッと織り込みました。
男の料理です。でもさすが美味しそうです。

息子さんが超心配な辻さん
息子さんのことが心配でしょうがないそうです。
辻さん曰くいいやつだけどのほほんとしているそうです。
カード詐欺にあったそうですが、親に泣きつかず、自分で銀行に交渉して新しいカードが作られる10日間、塩とパスタとオリーブオイルだけで生き抜いたそうです。

『いつも、頭の片隅には息子のことがあって、心配をしている、のですから、・・・
やれやれ、疲れます。』

新年におせちを作らなかった
息子さんと一緒にいた時は毎年おせちを作ってきました。
しかし今年は息子さんがいないので、おせちを作らず食べたいものを作っています。
<メニュー>・プッタネスカ~ローストビーフを添えて~

『今年から、何か少し、自分を変えてみたいのである。
慣れ切ってしなった人生のルーティンをちょっといじくりまわす。
そうやって、人生をリセットしないといけない。』

辻さんは、自分こそここからステップアップしていなかくてならないと言います。
隠居しろなんて冗談じゃない、自分はここからだと言いました。

★★★★★★★★★★★
辻さんは息子さんが自立したことをすごく喜んでいました。
近くに親戚がいる訳ではないから、頼れるのは父親と自分だけだということを感じてほしいのですね。
辻さんはユニークな人だけど、異国の地で20年も生きてきただけに、その言葉には重みがあるなと感じました。

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