2025年6月30日(月)の「にっぽん百低山」は「皿ヶ嶺・愛媛」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
撮影時期:4月上旬
最寄り駅:松山駅(愛媛県松山市)
今回登る山:皿ヶ嶺(標高1278メートル)
今回のゲスト:村川絵梨さん(俳優)
今回のルート:登山口~水が湧きだす大岩~ブナ林~竜神祠~山頂
ゲストの村川さんは日本酒のきき酒師の資格があって、類さんとは飲み友だそう
です。
登山は初めてということですが、標高がけっこうあるので心配です。
松山から南に20キロのあたりにそびえる皿ヶ嶺。
お皿を伏せたような形であることからその名がつけられました。
およそ1500万年前の火山活動で平らに広がった溶岩流に浸食され、
このような山容になった。
皿ヶ嶺は花の山として親しまれており、それにこの山容が関係しているとか。
<登山ハイライト>
・登り始めは杉林の中、登山道がよくわからない
・アワコバイモ(四国の固有種、絶滅危惧種に指定)、シコクカッコソウの花を発見
・整備された緩やかな上りを登っていく
・巨大な岩(柱状節理)が登山道そばにあり、岩の隙間から水が湧き出ている
・笹が茂る平坦な道になった、皿の上にあたりブナの森になっている
・5ヘクタールほどの広さの笹原が広がる場所(竜神平)を進む
・湿地で雨が降ると水が溜まりやすい場所だったが近年は乾燥していて
笹原になっている
・竜神祠はとても小さい祠
・笹原と木々の間を上っていく
・木にロープが括りつけられロープを頼りに上る場所がある
・山頂は開けており、ベンチなどが設置してある
・山頂からは松山の町や瀬戸内海、四国山地を見ることが出来る
菫ほどな 小さき人に 生まれたし 夏目漱石
すみれをみてこの句を思い出す類さんはかなり素敵ですね!
皿ヶ嶺が花の山になったワケ
・山頂に安山岩、その下に溶結凝灰岩があり、固い安山岩の上に水が貯まる
・安山岩には割れ目があり水がにじみ出して下に花畑ができる
→山にため込まれていた豊かな水でたくさんの花が咲くようになった
・水は高知県の仁淀川に流れていく
類さんの地元仁淀川に流れていくんですね、類さんも感慨深げでした。
下山の後のお楽しみ:郷土料理 五志き
松山の地酒で乾杯した後は松山名物の鯛そうめんをいただきます。
鯛の出汁がしみたつゆにつけていただきました。
今回の一句 皿ヶ嶺 花の輪廻を 在るがまま 吉田類
にっぽん百低山 毎週月曜夜7時~ NHK-BS 毎週火曜夜9時~ プレミアム4K
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