サラメシ 教壇に立つ82歳

テレビ

2023年4月13日(木)のサラメシ教壇に立つ82歳を見ました。
以下、ちょっとまとめと感想と少しネタバレです。

サラメシの中で印象的だった教壇に立つ82歳について書きたいと思います。

高校教師 イシダさん 82歳
・去年から大分県大津市で非常勤講師(週2日、計4コマ)
・教師歴52年

教師を目指すきっかけは中3のクラス担任
・家庭の事情で親や親戚からは就職するという方向で決められていた
・中3のクラス担任が午前中ずっと高校へ進学するよう話をし、お金が足りなかったら自分が出すと言ってくれた
・中3の先生の励ましがなかったら、今の自分はない
・あんな先生になりたいという目標になった

イシダ先生の教師人生
・新聞配達をしながら高校を卒業
・北九州で就職し、夜間大学に通って教員免許を取得
・落ちこぼれを作りたくないと昭和の熱血先生に
・長年顧問を務め力を注いだ珠算部は毎日活動し、全国大会の常連校になった
・あえて教頭にも校長にもならず、生徒とずっと教室で、がポリシーだった

イシダ先生を支える大きく立派なお弁当
・朝4時20分から奥さん(79歳)が作る
・イシダ先生が育てた小松菜も使う
・甘辛く煮つけた鶏肉とごぼうをまぜた九州名物かしわ飯
・栄養を考えてたくさん入れる
・里帰り出産をして、産後久々にイシダ先生に会ったらすっかり痩せてしまい、それ以来きちんと食べさせないとこの人は痩せてしまうと思っている

奥さんは教員になることを知らず・・・
奥さんはイシダ先生が教師になる前、職場で知り合ったそうです。奥さんは結婚したら共働きのつもりでいたそうです。というのも教師になるということを知らなかったそうです💦
奥さん「幸せな人だと思うよ、だって自分の好きなことしてるんだから
    仕事っていうより、仕事そのものが好きでしょ」
取材陣「奥さんは幸せですか?」
イシダさん「これほど幸せな人生はなかったとひとこと言ってほしい
イシダさんの無邪気な一言に奥さんは笑っていました
幸せですね。

イシダさんのサラメシ<奥さんの手作り弁当>
・鶏肉とごぼうのかしわ飯
・卵焼き
・海老
・から揚げ
・小松菜のごまあえ
・煮物
・つけもの

イシダさん「感謝、感謝あるのみです」
大きなお重のようなお弁当いっぱいのお弁当です。
82歳でこれだけ食べられるってすごいですね。
ちなみに今年度も教師を続けるそうです。

★★★★★★★★★★★★
82歳ということは戦前生まれということで、大変な時代を生きてこられたと思います。苦労して教師になり、今も教師を続けている、奥さんの言う通り好きなことをやってこられた幸せをイシダさんもよく分かっているんだろうなと思います。
だから奥さんにも感謝の言葉を言えるんだと思います。

サラメシ 毎週木曜夜7時半~ NHK総合

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