２０２４年３月１３日（水）の「にっぽん百低山」は「武甲山・埼玉」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
撮影は１２月上旬だそうです。（ちょっと前のものですね）
オープニングは毎年１２月に開催される秩父夜祭です。
類さんがその夜祭を見ています。
今日は楽しんで明日武甲山に登ります、だそうです。
この秩父夜祭と武甲山に関係があるそうです。
今回登る山：武甲山（標高１３０４メートル）
今回のゲスト：虻川美穂子さん（お笑いタレント）
今回のルート：一ノ鳥居～不動滝～石積～御嶽神社～山頂
あぶちゃん、埼玉出身なんですね。でも関東平野ど真ん中だとか。
元はスポーツ選手だから体力は大丈夫かな。
武甲山のいままで
武甲山は古より崇められてきた秩父の里の守り神でした。
しかし昭和２０年代武甲山にある石灰岩の採掘がはじまります。
高度経済成長期にセメントやビルを作る原料として掘り進められました。
今までに掘り出された石灰岩は５億トンといわれています。
武甲山は採掘により大きく姿を変えました。
武甲山の登山道は御嶽神社の参道
一ノ鳥居には「御嶽神社」とあり、ここから参道が始まるそうです。
この参道がそのまま武甲山の山道になるそうです。
鳥居のそばにある狛犬はオオカミです。
奥多摩や秩父ではオオカミ信仰があるそうです。
確かにシャープな雰囲気の狛犬です。
細い参道沿いに不動滝
あぶちゃんは登山初心者ということで見るものすべて新鮮なんだそうです。
類さんもそんな新鮮な反応をするあぶちゃんを見るのは楽しいみたいです。
細い参道を歩いていると、滝が見えました。
日照りでも枯れることがないといわれ、古くから信仰の対象になってきたそうです。
秩父夜祭も武甲山の水の神様に感謝を捧げるための祭りだったのです。
石の祠がある場所から先が神域
石の祠は道祖神です。
そのそばに石が積まれて三角錐のような形になった石積みがありました。
石に願いが書いてあります。
山頂の石をもってきて、いろんな願いを込めてこの場所に積んでいくそうです。
大きな石灰岩には神様が宿るという磐座の信仰が盛んでした。
かつて武甲山の山頂には巨大な石灰岩が鎮座しており、神が宿る磐座として
信仰されていました。
ところが採掘が進み磐座はその姿を消してしまいました。
この石積みは失われた磐座を今に伝えようと地元の人々が３年前に
始めたものだそうです。
杉の巨木が立ちはだかる
かなり疲れてきたあぶちゃんを類さんが優しくフォローします。
すると杉の巨木が見えました。
類さん曰く樹齢４００年は超えているとか。
参道はるいさんじゃないと分からない感じになっています。
道には木の根がむき出しでしたが、今度は白い石もゴロゴロするように
なってきました。
石灰岩ということでした。
すごく歩きにくそうです。
あぶちゃんはすごくしんどそうですが、弱音は吐きません。
結局こんな急登の道を３０分歩き続けました。
山頂にある武甲山御嶽神社
ここに祀られているのは日本武尊です。
日本武尊がこの山で甲を埋めたことから「武甲山」の名がついたそうです。
その日本武尊の道案内をしたのがオオカミだそうです。
山の神の使いとされています。
そのちょっと奥に山頂の印がありました。
天気もよく絶景が広がっていました。
あぶちゃん、お疲れ様でした！
下山の後のお楽しみ：店名が見えません・・・
武甲山のお水で作った日本酒だそうです。一緒にいただくのは豚みそ丼。
秩父特産の味噌でつけた豚みそです。これにお味噌汁も出てきました。
あぶちゃんは類さんが箸をつけた後に食べていました。
すっかり暗くなっていたので、下山するのも大変だったでしょうね。
二人とも充実感に満ちていました。
でも疲れたでしょうね。
類さんの一句 山容の 武骨に座して 冬の空 吉田類
★★★★★★★★★★
今回あぶちゃんは本格的は登山は初だったそうですが、よく頑張りました。
足場も悪いし、道も細いからちょっと怖いなと思うこともあったんじゃないかと
思います。
今回は類さんが優しくフォローしていて、あぶちゃんも
心強かったんじゃないかなと思いました。
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