名探偵ポワロ ゴルフ場殺人事件 

ドラマ

2023年4月12日(水)の名探偵ポワロゴルフ場殺人事件でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


今回はヘイスティングスの恋と殺人事件と殺人事件の原因となる殺人事件という3つの出来事に加え、ポワロのライバル?も登場し、見どころ満載です。

事件のあらすじ
10年前のニュース映像から。
イギリスでベロルディ氏殺害容疑でが逮捕される。夫が誘拐され自身は誘拐犯に縛られたと供述したがそれが狂言であり、共犯者とともに夫を殺害した罪に問われた。共犯者でありベロルディ氏のビジネスパートナーであるコナーは国外逃亡した。結局夫人は無罪となった。夫人には一人娘がいた。

ポワロはヘイスティングスと休暇を過ごすためフランスドービルを訪れた。
ヘイスティングスはホテルで歌うベラ一目ぼれをする。
一方のポワロはホテルのオーナーであり、資産家のルノーから命を狙われているから翌日自宅まで来て欲しいと依頼を受けた。
しかし翌日自宅に行くと、ルノー夫人は縛られ、ルノー氏は行方不明とされ、後に遺体が発見された。
ポワロは捜査を担当するジロー警部とソリが合わず、どちらが先に事件解決をするか自身のトレードマークをかけることになった。
ジローはパイプ、ポワロは口髭である。

事件当日、不審な動きをする登場人物たち
・ルノー 辺りを気にしながら自宅に戻り、決意した表情で夫人と見つめ合う
・マルト(ルノーの義理の息子ジャックの恋人で、ルノー家の隣人)
地味な服装に身を包み決意した表情を浮かべる、母が勇気を出すよう声をかける
・ベラ(歌手) 
ジャックの写真を飾っており、ナイフを手に取り思いつめた表情をうかべる
・ジャック 
ルノーの指示で海外に出発したはずがこっそり列車で11時40分に戻ってくる

ポワロが興味を持った事件のポイント
・ルノーの遺体そばにあった鉛管
・ルノーの遺体が着ていた大きなコート
・事件現場近くに引っかかっていた布きれ
・隣人のドブレー夫人に最近3度も大金を支払う
・ルノーの遺体が発見されたと聞いたときと遺体の確認をしたときの夫人のリアクション
・ドブレー夫人の顔に覚えがあり、事件についても覚えがあるような記憶がある
・隣接するルノー家とドブレー家は塀越しに会話が筒抜けだった
・ジャックの靴が泥だらけだった
→ルノー殺害現場に残された足跡はジャックのもの

ポワロが興味を持たないポイント
・ルノー夫人が話す仕事をしていたチリからきた2人組の誘拐犯

ポワロが気づいた10年前の事件との関係
テレビ局の協力で10年前のベロルディ氏殺害に関するニュース映像を確認し、
ベロルディ夫人 → ドブレー夫人(ルノー氏の隣人)
コナー     → ルノー
であることを突き止めます。

今度はルノーの家から別の遺体が発見される
・胸にはルノー殺害に使われたナイフが刺さっていたが死後に刺されている
・ルノー殺害の前に何かの要因で死亡した

ジャックが逮捕される
ジャックが事件当日現場に戻ってきていたこと、事件前義理の父親であるルノーとソリが合わず殺してやりたいと発言していたこと、本人が逮捕に異議を申し立てなかったことでジロー警部により逮捕された。

ルノー殺害の犯人だと名乗り出るベラ
・ベラはポワロたちの様子を伺い、ヘイスティングスに接触、ルノー殺害に使われたナイフを持ち出し姿を消した
→ジャックが逮捕されると自分が犯人だと名乗り出た

ポワロが見破ったルノーの過去
ルノー夫人は逮捕された息子ジャックを救うため、ポワロに過去の話をします。
(ポワロが話していますね💦)
ルノーはベロルディ夫人に騙され夫を殺害するも、用済みとなると裏切られ、逃亡しました。宝石の取引で財を成し、ルノー夫人と知り合いました。フランスに落ち着こうとするものの、偶然ドブレー夫人(ベロルディ夫人)に見つかり強請られることになりました。しかもドブレー夫人の娘と息子が付き合うようになり、逃げることを考えました。10年前に成功したあの方法で、ルノーは何者かに殺害され、夫人はその後引っ越し落ち合う予定でした。
偶然自宅を訪れた浮浪者の男が突然死したのを利用し、息子を南米に出かけさせ、運転手にも休暇を与え、さらに念を押してホテルで見かけたポワロに接触し、事件があると依頼しました。
当日、メイドはぐっすり眠っていました、毎日飲むココアに睡眠薬を入れていました。
妻をしっかりと縛ると10時に下着にコートを羽織って自宅を出ました。
12時7分発の最終で現場を去るつもりでした。
下着だけだったのは死んだ男の服を着るつもりだったからです。
浮浪者の男は発見されやすい場所、造成中のバンカーに埋め、顔を鉛管で殴って分からなくする予定でしたが、背中を刺され亡くなりました。

ポワロが仕組んだ巧妙なワナ
ジャックは釈放されポワロやルノー氏の秘書、ドブレー夫人と娘と一緒にレストランで祝杯をあげ、マルトとすぐに結婚することを話します。
そこへルノー夫人が現れ、ジャックの元恋人への態度をたしなめられ、相続人から外すことを言い渡されます。
その夜ジャックはドブレー家へ泊まることになりました。
するとルノー宅へ侵入者が現れ、発砲音がしました。侵入者はルノー夫人を襲い、秘書を見るなり銃を取り出しました。もみ合ううちに銃が暴発して侵入者に当たり即死しました。
ルノー夫人にわざとジャックを相続人から外すよう言わせ、夫人を襲うところを取り押さえるはずでしたが、銃を持っていました。

ポワロが滞在したゴルフホテルで真犯人を告げる
真犯人はマルト・ドブレーでした。
彼女はルノーの金を相続するジャックと結婚することで、金を得ようとしました。
ルノー夫妻が庭で逃亡する段取りについて話していたのを塀越しに聞きつけ、ジャックを殺害しました。
ルノー夫人がジャックを相続人から外すと聞くと、マルトと母のドブレー夫人は次の計画を実行しました。ルノー夫人も殺そうとしました。
ジャックとベラは互いにかばいあった結果でした。ジャックはマルトに会いにゴルフ場を横切り、ベラはジャックに会うためにゴルフ場を横切ろうとしていました。
ジャックは倒れている人が父親であることに驚愕していると、ベラがちょうど服を植木にひっかけて声を上げました。ジャックはベラの服についた血をみて、自分のコートを着た父親を間違えて殺したと思い、ベラは横たわる父親のそばにいるジャックを見て犯人だと勘違いしました。
ルノー殺害に使われたナイフはジャックが作らせたもので、サファイアが入っている豪華なものでした。
ナイフは3本あり、1つは母親にあげ、それが浮浪者の胸に刺さっていました。
2本目はベラがもらい、3本目はマルトがもらい、ルノー殺害に使われました。

【番外編その①】ジロー警部のパイプを受け取らなかった
終始ジロー警部とは反目していましたが、事件の賭けに負けたので、ちゃんとパイプを持ってきました。しかしポワロは受け取らず、変わりにパイプに火をつける時にポワロのことを思い出してと話します。
二人は握手を交わしました。

【番外編その➁】恋のキューピッドをするポワロ
結局ジャックをかばったベラに本当にジャックを好きなんだと思うヘイスティングスはポワロにもうしばらくこの地に残ると言いました。
ポワロは帰る途中でベラの自宅により、ヘイスティングスの散歩する海辺まで送ります。そこは二人が出会った場所でした。
見つめあう二人を見届けてポワロはタクシーを走らせました。
ヘイスティングスの恋は実りました。
おめでとう!

★★★★★★★★★★★★★★
とても面白かったです。そしてヘイスティングスの恋が実ったなんて初めてだったので嬉しかったです。
それにしても信じられないのがジャックです。
父親の殺害現場で鉢合わせしたベラをかばってみたり、でも事件当日はマルトに会うために戻っていたり、ベラが名乗り出て自分が釈放されるとマルトと結婚すると言ってみたり、マルトが真犯人だったと知るとベラの手を握ってみたりと、ひどいものでした。
ベラがジャックの手を放すとどうしてという表情でしたが、それも意味がわかりません。そんな態度でまだ相手が想ってくれると思っているのがすごいです。
そしてマルトの母親も信じられません。結局10年前も今回も自分の手は汚していないのです。でも間違いなくお金は欲しかったはずですから。
すごい精神力です。
愛のためにジャックをかばい、ヘイスティングスに謝罪したベラとは大違いですね。

名探偵ポワロ 毎週水曜夜9時~ BSプレミアム

見逃した方はU-NEXTでどうぞ。
今なら31日間無料体験。


U-NEXT

タイトルとURLをコピーしました