にっぽん百低山 堂山 滋賀

テレビ

2023年5月10日(水)のにっぽん百低山堂山・滋賀でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

撮影は3月下旬ということもありますが、そこそこ暖かそうですね。
最寄り駅は滋賀県の石山寺駅で、そこから今回登る堂山が見えています。

今回登る山:堂山(標高384メートル)
今回のゲスト:星南のぞみさん(元タカラジェンヌ)
今回のルート:迎不動登山口~阿弥陀原あみだがはら~岩登り~堂山

石山寺 紫式部が源氏物語を着想したことでも知られる
    本堂は国宝に指定

登山口を入ると飛び石を渡る
登山口の表示は小さいうえに、沢の飛び石を渡るなんていきなりすごい道です。
そこを超えると今度は細くて岩を登るような登山道が続きます。
なんだか今回の登山、大変そうじゃないですか?
でも星南さんの足取りはなかなか軽いですね!
途中また沢の上の石を歩く場所があって、本当にこの山はなかなかすごいです。

小さな滝を発見
険しい岩道を歩いていると、小さな滝が見えました。
大きな岩の間から滝が流れています。水はとてもきれいで水が落ちる場所は砂があるように見えました。

広大な砂原の広がる阿弥陀原あみだがはら
もう素人目には登山道がどれなのか分かりませんが、類さんはシダの生い茂る沢沿いの道を歩いていくと、突如開けた広大な砂原が見えました。
この場所は阿弥陀池という池だったが土砂が流れてきて埋まってしまったそうです。それは樹木がないはげ山だったことが原因です。
<はげ山になった理由>
かつての堂山をはじめとする湖南アルプスの木は石山寺(奈良時代)、藤原京(飛鳥時代)、東大寺(奈良時代)などの建立のため大量の木を切り出され、また薪などにも使うため1000年もの間木が切られ続けました。
はげ山になった堂山は新たな問題を引き起こしました。洪水の被害です。大雨のたび土砂が流れ出し川底が高くなったことで氾濫が頻発するようになりました。その被害は下流となる大阪の淀川にまで及びました。その土砂は大阪湾まで達し、水深が浅くなったことで大型船が入港できなくなる事態に陥りました。
明治時代に入り政府は砂防堰堤(鎧堰堤)を設置し、植樹を始めました。
地元の人が中心となり、のべ1万人以上の小学生たちが山に木を植え続け、現在でも続けられています。
100年経ち、山には木が茂るようになりました。

しばらくなだらかな道でアセビ(馬酔木)を発見
相変わらず登山道なのかちょっと私にはわかりませんが、今までよりは楽そうななだらかな道を歩いていると、アセビの木を見つけました。
小さなすずらんのような白い花が垂れ下がっています。するとあちこちにあることが分かり、類さんたちを取り囲むように花が咲いていました。

怖いぐらいの岩山を歩く
大きな花こう岩がゴロゴロとあり、木が生い茂っている場所はいいのですが、途中から砂のような色の岩が多くなってきました。
大きな花こう岩の間を縫うように進みます。すごい絵です。
上りも大変ですが、下りはもっと大変です。もうどこが登山道がよく分からない感じがしますが、ちゃんとロープが下がっているので登山道なんでしょう💦
岩と岩のすき間を降りていきます、星南さんはきっと運動神経がいいのでしょう、初めてこういう道を歩いているようですが、怖がることはありませんでした。

岩場を上り下りすること30分して山頂へ
こんなハードな道を30分も歩いたとはすごいです。三角点が見えたのでここが山頂ということですね。
ドローンで引きの絵が出てくると、すごい岩山の上にいることが分かります。
よく登り切りました!

下山の後のお楽しみ:おそらく石山寺のあたりの茶屋
大津の地酒とともにいただくのは石山寺名物の鉄釜で炊き上げたしじみ飯。しじみがいっぱい入っています。美味しそうですね。

類さんの一句 花馬酔木はなあしび 山懐やまふところの 祷りいのりかな 吉田類

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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