にっぽん百低山 宝満山 福岡

にっぽん百低山 宝満山 福岡 テレビ

2023年6月21日(水)のにっぽん百低山宝満山・福岡でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

4月下旬に撮影されたそうですが、ちょっと寒そうですね。
最寄り駅は西鉄の太宰府駅です、駅がちょっと華やかですね。
今回登る宝満山は年間およそ9万人が登る九州一有名な山だそうです。
登山口の神社は竈門神社というんですね。「鬼滅の刃」と関連があるとかないとか。
とても雰囲気がある歴史ある神社です!
宝満山はかつて竈門山と呼ばれ竈門神社のご神体として崇められてきたそうです。

今回登る山宝満山ほうまんざん(標高829メートル)
今回のゲスト:川上麻衣子さん(俳優)
今回のルート:竈門神社宝満宮~一の鳥居~百段ガンギ~竈門神社中宮跡~竈門神社上宮~宝満山


登山道入り口は竈門神社のすぐ脇
入り口は道の脇に控えめにありました。中へ進むと沢が流れるとても雰囲気のある登山道が広がります。
大きな池があり、水面にはたくさんのオタマジャクシが泳いでいました。このオタマジャクシ、5月に入ると一斉に陸に上がり宝満山山頂を目指すそうです。一か月かけ山頂までたどり着くのは1%未満、どうして山頂を目指すのかはよくわかっていないそうです。すごい景色でしょうね、あれだけのオタマジャクシがどーっと池から出てきたら。

江戸時代に建てられた一の鳥居
一の鳥居の先が宝満山の神域です。両脇にシャクナゲが咲いていて、それがまた風情のある佇まいに花を添えます。
しかし鳥居の先の石段はずっと続いています。この石段は江戸時代から変わらないそうです。南北朝時代や鎌倉時代の石もあるそうです。
なかなかの傾斜で川上さんは疲れてきていますが、地元の方はすいすい登ったり下りたりしています。
途中には地元の山岳会の方が置いている救急箱があり、シップや消毒液、蚊よけなどが入っていて自由に利用できるそうです。やさしい!

ひときわ急な百段ガンギ
基本的にずっと石段ですが、この百段ガンギは急でぎゅっと石段が詰まっているので川上さんが「うわ」と声を上げました。
類さんは「ちょっと数えていきましょうか」となんだか嬉しそうです。
こういうとき、必ず数えてますよね、類さん。しかし途中で脇に石垣があることに目がいき、どうも数えていない様子です。登りきったときに川上さんに聞かれて「100段!」と言ってますが、怪しいですね。。。
石段の先は開けた場所があり、そこは江戸時代までお堂があり、山伏や修行僧、刀鍛冶などの職人などの住居があったそうです。すごく都会だったんですね。

元寇の襲来があった大宰府
鎌倉時代、元寇が2度に渡り攻めてきました。そこで人々が頼ったのが宝満山の霊力でした。結果として元寇は退却し、宝満山は元寇すら押し戻す強力な霊力を持つ山として崇められ、信仰の拠点となりました。

山頂を目指すが道が険しい!
山頂に近づくにつれて大きな石が多くあって、ロープがないと登れなかったり、石段ではなく、石を登って上がるすごくハードな道です。
最後はきちんとした石段がありましたが、これも急でしたね・・・
山頂の広場の裏側は石が切ったように崩れていて、すごい景色になっていました。
この部分だけ石がむき出しになっていて、それも神秘的でした。
山頂には他にも人がたくさんいたので、それだけの人があの険しい道を登ってきたんですね、すごいです。

下山の後のお楽しみ:いの吉
大宰府の米焼酎で乾杯し、福岡名物ごまさばを頂いていました。二人とも達成感で嬉しそうです。川上さんもすごくお酒強いですよね、なんだかこの後普通に二人で飲んでそうな勢いですね。

類さんの一句 石楠花の 風に振り向く 石だたみ 吉田類

★★★★★★★★★★★★
今回は「鬼滅の刃」の聖地巡礼になっている様子の宝満山でしたが、さすがに由緒があるだけに険しい山でしたね。聖地巡礼の方々も登っているんでしょうか?
毎回見ていて百低山といいながら、かなりハードだなと思っています。
今回の宝満山も登ってみたいですが、あの石段、きつそうです。。。

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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