ポツンと一軒家 北海道

ポツンと一軒家 北海道 テレビ

2023年10月1日(日)のポツンと一軒家北海道でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


今回のゲスト:酒井美紀さん、濵正悟さん
酒井さん、お久しぶりな感じですが変わらない感じで嬉しいです。
濵さんは色白ですが、意外とアウドドアが趣味なんですね。

今回は「衛星写真で見つけたポツンと一軒家」ではないと聞いた途端、

MCの二人はオイオイという表情。
先月の放送で、今回の場所から2キロ離れた別のポツンと一軒家を

捜索中の聞き込み情報で
「カワシロさんの家だと思う、火事で焼けてしまって家はない」
と聞くが、そのお宅に行くと聞き込みした方とは別人の方が住んでいて、
どうやら聞き込みした情報のお宅はまた別のポツンと一軒家だったようです。
今回はそのお宅にお邪魔してみようということでした。


捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・カワシロさん
・牛を飼っている
・火事で家が燃えて、今は麓の息子さんの家から通いで牛の世話をしている

家のある場所でしばらく待っているとカワシロさんの息子さんに会うことが

できました。

今回お邪魔したポツンと一軒家情報
・カワシロさん(70代)と息子さん(40代)
・30町(30ヘクタール)の山で牛を放牧している
・牛を70頭ほど飼育


お乳の出る牛と出ない牛
ここではお乳の出る牛も出ない牛もいます。
出産するとお乳がでて、妊娠している間はお乳は出ず休ませてあげることができます。
生まれた子牛は大きくなるまで絞った生乳をあげ、

大体13~15か月ぐらいで妊娠させています。
子牛はだいたい2年ぐらいお乳を搾ることはできません。
捜索隊「牛って生まれてから1年ちょっとで妊娠できるんですか?」
カワシロさん「そうですね」
捜索隊「へえー!」 
そうなんですね、自分も知りませんでした!
搾乳しない牛はずっと放牧して育てています。
カワシロさんの家では搾乳する牛も放牧しているので、

エサはそれほどたくさん必要としていないそうですが、
エサが多いほど乳量も増加するそうです。
その分疾病リスクの増加するそうです。
必要以上にお乳を出すことは牛に負担がかかることだからだそうです。


圧巻!牧草地から牛が勝手に牛舎にピットイン
カワシロさんが牛を呼びに行きました。
といってもエサを牛舎の床に一頭ずつまいておくと、

放牧地との境目のゲートを開けました。
ちゃんと牛はゲートが見える場所に一塊になっています。
ゲートを叩く音を合図に牛がどどっと列をなして歩いてきました。
カワシロさんが何もしなくても、みんな自分の場所が分かっているので、

牛舎の中はあっという間に牛が整然と並びエサをモリモリ食べ始めました。
とてもおとなしいし、賢い牛にスタジオはびっくりしていました。
ここで絞られた生乳は常温で2~3か月保存ができるそうです。
飲ませてもらった捜索隊はそのおいしさに一気飲みしていました。


酪農の始まりは一頭の牛から
主の父の代が子返し制度を利用してたった一頭の牛を飼うことから始めました。

子返し制度 
昭和24年から北海道で施行
農家に町所有の雌の乳牛を一頭貸与、子牛を繁殖させ最初に生まれた雌の子牛を町に返納させる
搾乳用の牛を増やす計画

先代が始めた酪農を主が引き継ぎ、牛の数も70頭まで増やしてきました。
先日お邪魔した元大工のエモトさんの協力で牛舎を建て、

新しく設備投資をせず、今ある設備を大事に使っています。


去年火事を出した原因とは?
火事を出した家は築27年で主が建てたものでした。
火事の原因は薪ストーブでした。
カワシロ家ではシングル煙突を使ったので煙突が熱くなり、

家への導入部分は眼鏡石で断熱していましたが、
徐々に眼鏡石の周りが熱で炭化したのではないかと考えられます。
ちなみに二重煙突というものにすれば外側が熱くなることはなかったそうです。
薪ストーブは元々あったわけではなく、火事がでる一か月ほど前に設置していました。
当日は夕方薪ストーブをくべてくつろいでいると、

煙いことに気づき二階から出火していることに気がつきました。
外壁はサイディング、家の内側は石膏ボードで燃えにくくなっており、

壁の内部で発火したそうです。
山の中に消防車5台、タンク車もきて6時間以上かけて鎮火しました。


主と息子さんの家を交換
火事になった家はフルリフォームし、息子さんたちのお宅に生まれ変わるそうです。
主は麓にある息子さんの家に入り、家を交換するそうです。
というのも酪農の仕事も息子さんに代替わりをしている最中ということで、

牛の世話がしやすいだろうという考えがあるそうです。
息子さんは高校卒業後、ケーキ屋や喫茶店などの仕事をしていました。
しかし主が行政の事業継承に応募したのを息子さんが聞いて、

息子さんは自分が酪農を継ぐことを奥さんと相談の上、決意したそうです。
跡継ぎはいないと考えたうえの応募でしたが、

結果的に息子さんが継ぐことになって主はとても嬉しそうでした。
お嫁さんもすごく理解のある人でよかったですね。

経営継承・発展等支援事業
後継者不足の農家に就農を希望する第三者を紹介し、経営移譲を支援する事業

★★★★★★★★★★★★
後継者問題で悩んだ主でしたが、こういう形で息子さんが帰ってきてくれて

本当にうれしそうでした。
またお嫁さんもとても理解がある方で、これから二人で頑張って

酪農を続けて欲しいと思いました。
牛に過度な負担をかけない酪農が継続できる日本で
ってほしいなと思いました。

ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日

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