にっぽん百低山 蒜山(岡山・鳥取)

にっぽん百低山 蒜山(岡山・鳥取) テレビ

2023年11月22日(水)のにっぽん百低山
蒜山(岡山・鳥取)でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

撮影は10月上旬
今回は蒜山高原からスタートです。いきなりジャージー牛のアップに癒されます。

今回登る山蒜山ひるぜん(下蒜山)(標高1100メートル)
今回のゲスト:有森裕子さん(女子マラソン五輪メダリスト)
今回のルート:急登を登る~雲居平くもいだいら~下蒜山


蒜山は『花の名山』ということで2000種の花が咲くそうです。
有森さん、岡山出身なんですね。
でも仕事がら楽しみながらの登山はなかったそうです。


なだらかな場所から登山開始
広葉樹の森の中は平坦な道のりです。
有森さんは手を後ろに組んでただの散歩をしているようです。
小さな花が咲いているのを類さんは見逃しません。
そのうち急登になってきました。

わじわ登ると結構きついですね。(有森さん)

稜線が県境
稜線に出ると類さんが鳥取と岡山の方向を有森さんに教えていました。
稜線が県境ってなんかすごいですね。
ここからが大変で稜線が急登で急な階段が200段続きます。
チェーンもついているぐらいなので、これはなかなか大変そうです。
足元が滑るようで二人とも慎重に登っていきます。
鎖場もあるので、これは相当大変です。。。


五合目で樹林帯を抜けると雲居平
一気に眺望が開けて、有森さんは気持ちよさそうに空を眺めました。
目の前に下蒜山がみえ、周りはササ原に囲まれています。
景色が一変して二人の気持ちも上がっているように感じます。
ササ原に一本道が伸びているのが壮観です。
この場所が花の宝庫で、アキノキリンソウや野アザミ、センブリ、

ツリカネニンジンなどなど色鮮やかな花が咲いています。

ここまでだったら大丈夫。そばを通るのがもったいない。
今(蝶々が)蜜を吸ってるんだよね。 (吉田類さん)

雲居平の笹のナゾ
雲居平は山の稜線から片側だけにササ原が広がっています。
これは山焼きの名残で室町時代から行われてきました。
大山が近い蒜山では大山やその周辺が噴火すると大量の火山灰が降り注ぎ、

この地域では田んぼや畑を作るのにとても苦労していました。
その土壌を改良するために行ったのが山焼きでした。
蒜山で刈り取った草を牛の糞と混ぜ肥料にすることで少しづつ土壌を

改良していきました。
数百年に渡る努力の末、蒜山高原は肥沃な大地へと変わっていきました。
そして山焼きで日当たりがよくなったことで多彩な花が咲くようになりました。


最後は小走りで山頂へ
ササ原の先に山頂がありました。
山頂からは大山、上蒜山、中蒜山蒜山高原が見えました。
今回はドローンで上から撮影したときに、手を振るお約束はなく、

二人で話し込む姿が見られました。

下山のあとのお楽しみ:Hiruzen Winery
地元産のワインで乾杯し、ジャージー牛のブルーチーズをクラッカーと一緒にいただきます。
このHiruzen Winery、すごい素敵な場所ですね。
珍しく類さんの顔が少し赤く見えますが、そんな訳ないかな。


今日の一句:秋蝶の 魂そつと 置きたまふ 吉田類

★★★★★★★★★★★★
蒜山という山を初めて見ました。名前だけ知っていたので。
地元の人が何百年もかけて土壌改良をしてきたというのを聞いて

人間ってすごいなと感心しました。
花もキレイで眺望もよくて、よかったです。
ただ登るには結構な急登でしたね。
有森さんだから余裕でしたが。

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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