サラメシ 53年使った弁当箱

サラメシ 53年使った弁当箱 テレビ

2024年4月4日(木)のサラメシ「昼がきた」シリーズを見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

サラメシは今年で14年目だそうです。
放送時間が夜7時半から15に変わりました

今回は「昼がきた」シリーズ2本とみんなのサラメシでした。
中でも53年同じお弁当箱を使い続けた方の最後のお弁当の日にジーンときたので、

その感想を振り返ります。

門倉さんとお弁当箱にがきた
神奈川県相模原市南消防署
救急救命士門倉さん(65

・日勤救急隊として勤務

日勤救急隊 勤務時間朝8時半~夕方5時
育休後の復帰支援・職員の休憩時間確保のために発足

・2021年にお弁当箱を50年使っています、ということで取材
・祖母・母・妻3代同じお弁当箱でお弁当を作ってもらってきた
・定年後も再任用で働いていたが65歳で退職を決めた


退職前日も搬送依頼が殺到
・取材中に出動要請が入り、門倉さんはドライバーとして出動
・一件搬送が終わり消防署に戻る途中で出動依頼、この日はとても忙しい日だった

忙しい日はお弁当を食べ損ねることもあったそうです。
そんなときは家に帰ってからお弁当を食べていました。
体力には自信があり、今までお弁当を残したことはない門倉さんでしたが、

さすがに体にガタがきたと話してくれました。

お弁当箱はこれからどうなる
門倉さん的には孫もいるからだれかが使ってくれるのではないかと

期待しているそうです。
しかし隣で話を聞いていた奥さんと母は苦笑いをしていました。
その孫から退職祝いのお酒とお花を渡されてびっくりしていた角倉さんでした。
孫の一人にお弁当箱を使うことを薦めますが、曖昧な返事に終始していました。

退職日もいつも通りにお弁当を作る
退職日、奥さんはいつも通りお弁当の準備をしています。
いろいろメニューを考えたそうですが、結局いつも通りのメニューにしたそうです。

「違うことしてね、何かあると困るじゃないですか」

門倉さんはそのお弁当をもっていつも通り奥さんに声もかけず出勤していきました。
どうやらこれもいつも通りのようです。


救急隊への想い

「寂しいのが本音ですかねえ。まだまだ出来るはずなんだけども、
やっぱり区切りをつけなきゃいけない年に入ってしまったですね」
「ただどうしてもこの仕事だけは、悲惨なところを見ちゃってるんで、

あのときの「」が忘れられなかったなとかありますよね」

生まれ変わったらもう一度救急隊員になりますかときかれ、きっとなりますと
答えていました。
退職日当日もいつも通り早めに職場にきて、鉄アレイで筋トレをしていました。


門倉さんの最後のサラメシ

妻の手作り弁当
・コロッケ・ウインナーの餃子の皮巻き・菜の花入り卵焼き・野菜の肉巻き

・きんぴらごぼう・シイタケの煮物・母お手製の梅干し・ご飯

ステンレスの長方形のお弁当箱を一度新聞紙でくるみます。
そのうえから布でくるんで持ち歩いています。
お弁当箱にはぎっしりとおかずが入っていますが、食べるスピードが早くて

あっという間に食べ終わってしまいました。

最後はみなさんに拍手で送られてお弁当を抱え、救急で出動していた車を触って

一言声をかけて、門倉さんは消防署を後にしました。

★★★★★★★★★★★★★★
奥さんはお弁当の中身はみていないと嘆いていましたが、門倉さんにとって

お弁当は大事なものだったと思います。
(確かに中身は気にしていないかもしれませんが)
だから奥さんにもすごく感謝していると思います。
お弁当箱はステンレスの長方形型ですが、すごく平ぺったい感じでした。
でも結構たくさん入るんだなと思いました。
あの新聞紙で包むのもしぶくていいなと思いました。
きっとまたあのお弁当箱にお弁当を入れてもらってなにかスポーツとか

するんじゃないでしょうか。

サラメシ 毎週水曜夜8時15分~ NHK総合

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