2024年9月8日(日)の「ドローンで見にいく謎の島」を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回は「ポツンと一軒家」ではなくてこちらの番組でした。
過去に数回放送したことがありましたね?
オープニングが「ポツンと~」に似ててちょっとびっくりしました。
見てると結構大変なことになっていてついつい最後まで見てしまいました。
ゲスト:劇団ひとりさん、生田絵梨花さん
日本にある島は測量技術の発達により6852島→14125島あることが発覚。
日本には誰にも知られていない島がたくさんある。
そんな島をドローンで見つけ出し謎を探ってみる番組。
今回調査するのは島が日本一多い長崎県。
その中でも五島列島は150もの島からなる島の密集エリアであり、
その北部にある小値賀島からドローンで謎の島を探すことにした。
①小値賀島からドローンで気になる島を探す
・2つ目に見つけた島には海岸沿いに整備されたあとがあった
・調べると藪路木島という島
・住人に聞き込みをするが詳しい人が見つからない
・役場に聞くと詳しい資料は残っておらず4~50年前に住人が島を出た
②藪路木島に船で近づきドローンで調べる
・港に朽ちた船を発見
・中央部分が壊れている鳥居を発見
・青の洞窟のような洞穴
③元住民に話を聞く
・役場の方に紹介してもらう
・元住民のスエナガさん(80代)は最後に残った3軒の1軒だった
・小値賀町の町長が町の予算で家を作り、残り数軒の移住を勧めた
藪路木島
36軒あった集落は徐々に縮小(経済的に厳しい、結婚相手を探すのも大変)
昭和47年には全島民が離島した(町長が尽力)
定期船もなくなりほとんど人が訪れない島になった
・知り合いの方が藪路木島の方言などをまとめた本を出しているので話を聞きに行く
・元島民のフルカワさん(80代)は30年かけて藪路木の方言を集め
長崎大学の准教授の助言を受け自費出版した
・かつて島には学校もあった
・島に行けたら中山四右衛門さんの石碑をなでたい、方言をまとめた本を
みてもらいたいという
中山四右衛門の伝説
江戸時代、代官から今まで無人島の美良島と倉島から薪を取っていたが、
その権利は今年いっぱいという通達を受ける。
生活必需品である薪は藪路木島ではとれず、中山四右衛門は
自分の首と引き換えに薪の採取の許可を直訴したところ、
その勇気に感服した代官が薪の採取を許した。
島の人々はその後石碑を建て代々敬ってきた。
④島に上陸して調査する
・草を刈るため長崎北部森林組合に伐採を依頼
・四右衛門さんの石碑を探すため、スエナガさんに教えてもらった入り口から
竹藪を伐採する
・青の洞窟の調査
青の洞窟の調査の結果
・干潮の時に訪れると奥には砂紋(波の往復運動によって砂に模様ができる自然現象)が見える
・奥は10メートル以上あり、溶岩トンネルでできたものだった
(藪路木島は火山の噴火でできた島で、玄武岩質溶岩(粘り気が少ない)が
外部に流れ出た際、外側は冷えて固まったが、内部が外に流れ出て空洞ができた)
・玄武岩質溶岩が多い五島列島ならではの光景
四右衛門さんの石碑を探す調査の結果
・最初は島の入り口から竹藪を伐採するも見つからず
・元島民のフルカワさんにだいたいの場所を聞き、再度竹藪を伐採
・竹藪の中に数メートルはある大きな石碑を発見
・フルカワさんによると数年前までは元島民の有志によってお供え物がされていた
・57年ぶりに訪ねたフルカワさんは草取りをしてお供えをして手を合わせ
祝詞を上げた
鳥居のエリアの調査の結果
・鳥居のあたりの木々も伐採した
・鳥居の正体はフルカワ家が代々宮守をしていた若宮神社だった
もう来ることもないやろうけど もういっぺん見らんと死なれんなと
思っていたのが叶ったです
それがうれしいです 元島民のフルカワさん
★★★★★★★★★★★★★★
所さんはフルカワさんが何度も申し訳ないとおっしゃっていたのを聞いて、
そんなことはないし、やれることは全部やったよと話していました。
石碑を見つけるために竹藪を切り開いたり神社のあたりも木を伐採したり、
捜索隊はすごく大変だったと思いますが、藪路木島を見たいという
元島民の方々の願いをかなえられてすごく良かったと思いました。
ドローンで見にいく謎の島 日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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