2022年12月3日(土)の「ブラタモリ」は「静岡~家康が愛した駿府ってどんな所?~」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
タモリさん、静岡では降りたことがないそうです。
静岡に行こうって人いないでしょと暴言を吐いています。
駿府は駿河の国府が語源。タモリさんはどうして家康は通算25年も駿府に住んだんだろうと不思議がっていました。
今回のタモテバコ:家康が愛した駿府ってどんな所?
今回の案内人
京都大学教授(地球環境学堂)山村亜希さん 「名古屋」「酒田」に続き3回目の登場
静岡市歴史文化課 松下高之さん
今回のルート
①駿府城公園
➁賤機山近く
③駿府城公園南側のメインストリート(1度目)
④金座稲荷神社
⑤浮月楼(徳川慶喜屋敷跡)
⑥駿府城公園南側のメインストリート(2度目)
駿府のすごさを探る!
現在大規模な発掘調査が行われている
・12メートルもある巨大な石垣を持つ当時日本一の天守台がある
・家康は40代に築いた天守台を晩年になって大きく作り直していた
・かつての今川家の屋敷があった場所
・かつての国府の場所
→駿府城は政治の中心地だった
水の流れを追って高低差を見る
駿府城の北側にある賤機山の脇を流れる川を追うと、北から南に高低差があり、南までくると、今度は東に傾斜がある、しかし東の端にくると、北に向かって流れている
→駿府城がある場所が高い場所にあるから
<駿府城の土地が高くなった理由>
・近くを流れる安倍川が土砂を運び辺りに平野が広がった、土砂が堆積すると流れを変え、賤機山を回るように駿府城の辺りは土砂の積み残しで高くなった
平地の中で小高く、水害に強い場所として1000年以上政治の中心となる
家康が作った巨大な城下町の痕跡
・家康が築いた城下町の区画がほぼ残っている
・お店に各地から呼び寄せた町人の名残がある(ふしみやさんなど)
→伏見(山城国)、遠江国、甲斐国から町人を連れてきた
【地子(宅地税)を子孫まで無料という条件を用意した】
駿府が特別な城下町だった痕跡
・金貨の鋳造所があった
→金貨(貨幣)を作るという重要な場所を江戸ではなく駿府に置いた
→首都機能を備えていた
駿府にやってきた有名人とは?
徳川幕府15代将軍徳川慶喜
・徳川家にとって大切な場所として江戸時代を通じて維持されてきた駿府
→徳川幕府の最後の将軍の住む場所として最適だった
静岡の近代化が生んだユニークな工夫とは?
防火ビル(火災の火を食い止める防火壁とビルを兼ねたコンクリートの建物)で駅と旧城下町を繋いでいる
家康が築いた城下町と近代の鉄道駅が一体となる街づくりをした
今回のタモリさんの服装
ブルー系のチェックのシャツ
青いセーター
紺のコート
茶のチノパン
濃いブルー系の靴
今回のランチ:魚でしょうか?ご飯にお汁に卵焼きに小鉢というメニュー。
珍しく2枚写真がありました!
★★★★★★★★★★★★★
駿府が首都機能を持っていたとは驚きでした。
しかし家康が無くなると武家屋敷が空き家になったのは、まあ仕方ないでしょうね。
今も区画がそのままで、明治の時代の防火ビルも残っているというのにも驚きました。
一度静岡で降りて実物を見てみたいですね。
ブラタモリ 毎週土曜夜7時半~ NHK総合
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