新プロジェクトX メルカリ

新プロジェクトX メルカリ テレビ

2024年9月7日(土)の新プロジェクトX
日本発!革命アプリ世界へ ~巨大フリーマーケット誕生~を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

スマホひとつで簡単に売買ができるアプリ「メルカリ」。
年間流通総額1兆円以上、月間利用者数2283万人。
ラテン語で市場を意味するアプリ「メルカリ」
夢に挑むと決意した3人の若者の物語である。

メルカリを目指すまで
・1990年代はインターネットの夜明けを迎える

山田進太郎さんがメルカリを目指すまで
・1977年生まれ
・進学校へ進むも成績は低迷
・建築家や小説家を夢見るもなれるとは思もえなかった
・特技はインターネット
・大学卒業の翌年(2001年)ITベンチャー「ウノウ」を起業
→6年間めぼしい成果を上げることができず20代が終わる

転機を迎えた「まちつく!」
・2009年「まち
つ!」をリリース
・ユーザー数は500万人を超え海外からオファーが舞い込む
・自分のゲームを世界に出す夢が叶うと買収を受け入れ、zyngaの子会社となった
・zynga社はゲームの開発の中止を決めた

これをグローバルでってもう決めてたんで 
すごく可能性あるのになんで潰しちゃうんですか            山田さん

数十億の買収益と引き換えに夢は打ち砕かれる
・山田さんは退社し、一緒にやってきた仲間も失った
・半年かけて5大陸23か国を旅行した
・ボリビアで仕事を手伝う子供を見て、日本に生まれて恵まれている自分に気が付いた

恵まれたお前は何もしないのか、と問われた気がした       山田さん

メルカリの構想を思いつく
・帰国するとスマートフォンが爆発的に売れていた
色んな旅行先でみた市場の雑多な雰囲気、自由に売り買いできる場を
スマホ上に作れないか

→小さな売買を通じて世界の人が繋がれるかもしれない
・賛同した二人の起業経験者がいた(石塚さんと富島さん)


石塚亮さん
・アメリカ育ち
・2005年「ロックユー」を創業
・携帯のゲーム開発で日本進出を目指す
・日本に知り合いがいない時人を紹介したのが山田さんだった
・事業に失敗したが、もう一度挑むなら山田さんと組みたいと思った

富島寛さん
・2007年動画検索エンジン「Fooooo」を立ち上げる
・Youtubeの一人勝ち状態だったため撤退を決めた
・山田さんのアイデアに惹かれて参加を決めた

メルカリを創業する
・2013年六本木の雑居ビルで開発スタート
目標はか月でアプリを完成させる
・開発メンバーにはインターンも集ってきた
・2013年7月サービス開始
・初日の流通総額2万円、ダウンロード数400に衝撃を受ける
・この状況に山田さんは小泉さんを招き入れた
 ミクシィの上場を手掛けた人物

自分たちが海外に行かないと 逆にとられて簡単に負けてしまう  小泉さん

・知名度を上げるためテレビCMを打つための費用を企業を回って集めた
・創業から2年、1000万ダウンロードを越えた

アメリカで勝負をする
・思うような結果ではなかった
【原因】
・アメリカは国土が広く配送料が高い
・些末な中古品を売っても元がとれない
・貸倉庫やガレージが多く物の置き場に困らない

創業から5年、日本で大問題が次々と起こる
・お金に困った人をターゲットに現金を出品して売る闇金のような手口が拡散
・発行済の領収書も売買されていた

盗まれた品、転売、犯罪を助長しているという指摘がなされた

必死に対策を打つ
・100人を超えるスタッフで24時間体制でチェックし問題があるものは削除した
・現金が削除されるとチャージ済のIDカードが出回る
AIを導入し監視や本人確認を強化した

アメリカでは依然苦戦していた
・宣伝を打ち利用者を増やすも赤字から抜け出せない
・アプリの使い勝手を徹底的に調査し、改善した
・しかし日本の流通総額の16分の1にしかならない
・日本人がトップであることが弱みではないか、会社を任せられる人材がいないか

山田さんが判断することに
・学生時代からの友人の川島さんに相談すると一人の名前があがった


ジョン・ラーゲリン
・スウェーデン出身
・子供のころスーパーファミコンで遊び大の日本びいきで日本語が堪能
・フェイスブックで幹部を勤めていた
・かつて日本企業で働きたいとNTTに勤めた

日本のIT企業はアメリカで成功するのは難しいという説があるんですけども
やり方によってはできるぞというのを見せたい気持ちがある 

                                ジョン・ラーゲリン

・ラーゲリンさんがアメリカメルカリ社長に就任した

アメリカでの現在地とは
・目標は月間流通総額をそれまでの4倍の1億ドル
・誰もがネットで買ったことはあるが、売った経験は少なかった
・売るためのアプリだと広告を絞った
・売るのを簡単にするために梱包サービスを開始した
・2017年1月3000万ダウンロード突破
・2020年月間流通総額1億ドルを突破
・2021年四半期黒字を経験するもその後は利用者、流通総額ともに伸び悩んでいる


川島優志さん
・大学時代共に山田さんと共にインターネットに没頭していた
・好奇心旺盛でバイタリティがあった
・大学を突然辞めアメリカに渡米した(2000年)
・デザイナーとしてグーグルに入社
・副社長を務める会社でポケモンGOを製作、10億ダウンロードを超える

ヒット作になった

★★★★★★★★★★★★★★
山田さんや川島さん、他事業に関わる人々を見ていると挑戦しないのはもったいない、夢に向かって努力する姿は感心するばかりでした。
その情熱で突き進んでいけるのはすごいなと思いました。

新プロジェクトX 毎週土曜夜7時30分~ NHK総合

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