サラメシ 鈴鹿 墨作り職人 おにぎり

サラメシ 鈴鹿 墨作り職人 おにぎり テレビ

2024年10月24日(木)のサラメシを見ました。
以下、一部にはなりますがまとめと感想と少しネタバレです。

今回はおにぎり百景セレクションでした。
京都の瓦ぶき職人(2018年9月放送)、足立美術館の庭師(2024年1月放送)
、全国各地で見つけた変わりダネおにぎりセレクション、

三重墨作り職人(2016年2月放送)、横浜へら絞り職人(2015年1月放送)の5本です。
その中でも今では本当に貴重になった墨作りをしている職人さんの

おにぎり百景の感想をかきます。

おにぎり景 三重の墨作り職人
進誠堂(三代目)イトウさん(50代)と息子さん(20代)

・三重県鈴鹿市は上質な墨の産地
・始まりは平安時代ともいわれ1200年の歴史があるという

墨が出来るまで
・墨の原料は油や松を燃やしてできる煤
・微妙に色が異なるものを調整し色を整える
・煤をにかわという動物性の接着剤で固め乾燥させると墨になる
・温かいと膠が腐りやすいため11月から春先までしか作れない
・気温や湿度が出来に関係するのでその日で練り方を調整する
形成したら吊るして年寝かせる

新聞に「後継者が途絶え1200年の歴史に幕」みたいな感じで
載ってたんですよ
あれ 最後の一軒やったんやと思いながら 

戻るって言うたその次の日には作業場入ってましたね


後継者のハルノブさん

今取り組むのは古木と言われる古い墨を再現した墨
・墨がにじみ粉っぽさが残るのがよい

三代目は特に夢中で出来上がりを見てすごく楽しそうにしていました。

おにぎり百景「奥さんがつくるおにぎり」
・ラップに包まれた温かいおにぎり
・お茶


三代目の奥さんが手作りして毎日工房に届けます。
工房は暖房がつけられないのでお昼ぐらいは温かいものをという気遣いです。
ラップで包まれたおにぎりと紙コップにお茶を入れて帰っていきます。
二人は作業を食事を終えたらまた作業を続けるので手は真っ黒なままです。

手が真っ黒になりますから お箸を持ってお茶碗持ってやと 
食べづらいやろうし
ラップで包んであると持てるかなと思って


三代目の奥さん

温かい うまい

三代目のイトウさん

★★★★★★★★★★★★★★
今では子供が使う書道セットは墨ではなくなってしまったので墨を使うのは

プロの方とか本格的に書道を習っている方とかでしょうか。
作れるのは寒い時期だけだったり完成するまでに3年かかるなど、

取り巻く環境はとても厳しいですが、三代目の真摯な姿と
後継者の息子さんの静かだけとしっかりとした人柄にとても応援したくなりました。
これからも頑張ってほしいです。

サラメシ 毎週木曜夜8時15分~ NHK総合

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