2024年12月5日(木)の「サラメシ」を見ました。
以下、その一部になりますがまとめと感想と少しネタバレです。
今週のサラメシは「理学療法士の室井さんに昼がきた」、「みんなのサラメシ」、
「鳥の研究者仲村さんに昼がきた」、「新入社員今年一番のランチ」の4本でした。
昼がきたシリーズはどちらもとてもよかったのですが、
鳥の研究者さんの日常を初めて知ったので、そちらの感想を書きます。
鳥の研究者仲村さんに昼がきた
場所:新潟県北部にある湿地帯、福島潟
会社:山階鳥類研究所(鳥類学専門の研究機関)
渡り鳥のモニタリングの研究
・渡りが始まる10月から3週間泊まり込みで行う
・福島潟にやってくる鳥は200種類以上
・特別な許可を得て鳥を捕獲し、渡り鳥の戸籍簿を作っている
(国名や識別番号を刻印した小さな足輪を鳥の脚に取り付ける、世界各国で行われる
スタンダードな調査方法)
・データを積み上げ海外とも情報交換しながら長年観察を続けることで
渡りの経路や時期、数の増減が明らかになる
・このデータが絶滅危惧種や環境破壊の実態究明にも役立っている
・世界各国から研究員が調査に参加している(フランス、北欧、韓国、
オーストラリア、モンゴル)
今回はモンゴルからきた研究者の方もいらっしゃいました。
何か鍛えているのかなと思うぐらい体が大きかったです。
調査に参加するのはプロの研究者だけではない
・時間や交通費をやりくりしてでも参加したい人が全国からやってくる
(調査の期間会社を休んだり、遠方から車で来る人も)
今回の調査にもプロの研究者ではない人が数名参加していました。
といっても鳥好きであることに間違いはないので、鳥の扱いは慣れたものでした。
山階鳥類研究所 研究員 仲村さん(52)
・入所以来20年日本各地で渡りの現場で調査に携わってきた
・メインは環境省から委託された鳥類標識調査を行う
鳥の研究者仲村さんのサラメシ
・自分で作った焼きそば(具だくさん)、草餅
・合宿スタイルで基本的に研究員がキッチンで作る
・冷蔵庫の余り野菜をやりくりしながら作る
仲村さんともう一人の方で野菜をたくさん切り、焼きそばを作っていました。
調査に参加している人数は日によってマチマチということで、
そのあたりも気にしながらお料理を作るのはなかなか大変ですが、
焼きそばとチャーハンが定番だそうです。
この日は焼きそばを食べた後に草餅のような和菓子を食べていました。
モンゴルからの研究員の方も焼きそばも和菓子も普通に食べていたので、
感心しました。
★★★★★★★★★★★★★★
渡り鳥のモニタリング調査を誰がどうやってやっているのかを初めて知りました。
足輪を付ける方法は世界共通というのがすごいなと思いました。
そのサポートを研究員ではない人も普通に参加できるのもすごいなと思いました。
みなさん鳥を見ているときの楽しそうな表情が印象的でした。
サラメシ 毎週木曜夜8時15分~ NHK総合
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