シャーロック・ホームズ NHK

シャーロック・ホームズ NHK テレビ

シャーロック・ホームズの生みの親、サー・アーサー・コナン・ドイルとシャーロック・ホームズについてのお話でした。
シャーロック・ホームズは好きで、NHKでやっていたジェレミー・ブレットさんのホームズが好きです。
何気に来週からシリーズ全41回が放送されるそうです。
楽しみですね!
全部は見てないです。

2021年8月11日(水)放送スタート
毎週水曜 夜9時 <全41回>

「シャーロック・ホームズ研究」を見ているとコナン・ドイルという人物がただの小説家ではないことがよく分かりました。
軍に従軍したり、医院を開業したり、冒険をしたり・・・
ドイルは歴史小説を書きたかったそうです。
その前に探偵小説を書いてみることにしたそうです。
それがシャーロック・ホームズが登場する「緋色の研究」でした。
本人としては探偵小説は生活のため必要にかられて書いているものであって、本当にしたいことは別(歴史小説)だったそうです。
最初こそ人気が出ることはなかったそうですが、途中から大変な人気を博するように鳴ります。
執筆を依頼されるのはホームズで、ファンレターもホームズ宛だったそうです。
ドイルはだんだんホームズが疎ましくなり、「最後の事件」で最後宿敵のモリアーティ教授と格闘し、二人とも滝壺に落ちるというラストを描いてホームズの作品を終わりにしてしまいました。
その後出版社にはたくさんの抗議がきたそうですが、ドイルの心は動かず10年間が過ぎたそうです。
するとまた続編に大金を積んできた出版社に折れて、ホームズを復活させることにしたそうです。
そうだったんですね・・・!
ドイルはホームズを描きながら、色々なことをしたそうです。
選挙に立候補してみたり、戦地に医療奉仕活動に出てみたり、ホームズばりに冤罪事件に対して養護してみせたりしたそうです。
この人は小説家ではありましたが、小説家だけではないですね。
でもドイルが多趣味でいろんな知識があったからこそ、ホームズという人物が生まれたのだと思います。
作品の中でホームズが法医学の観点から事件を見る、科学捜査をする、といった今では当たり前の捜査が描かれています。
特に法医学という意味ではホームズの存在意義はとても大きかったようです。
ドイルが描いたホームズが初登場するのは1887年なので、相当前の時代です。
その時代に今でも通用するような捜査を描いたというのはすごいことだと思います。
ドイルは只者ではありませんね。
ドイルという人物がわかって、ますますホームズへの興味が深まりました。

タイトルとURLをコピーしました