オモウマい店せっちゃんうどん

２０２２年５月３日（火）の「ヒューマングルメドキュメンタリーオモウマい店」は群馬県伊勢崎市にあるせっちゃんうどんの続編でした。
以下感想とネタバレです。

いきなりお店の前に行列ができているシーンから始まりました。
群馬県伊勢崎市にある「せっちゃん」うどん店は大盛況ですが、せっちゃんは相変わらずサービス旺盛で
「誰が食べる？」とうどんを持ってお店を回っては、食べそうな人のザルの上に手でうどんを分けていました。
店先ではADの大雅さん（２４）が写真撮影に応じていました。
するとせっちゃんの同級生とせっちゃんとADさんの３人で記念写真を撮りました。
「孫？」
「本物の孫ではないです」
「いいんだよ、孫してれば」
お店では店員さんからADさんにお客さんだと言われて入口に行くと男性が袋を渡しました。
中にはハーフパンツが入っています。
「黄色がなかったんだけど」
ADさんは黄色のハーフパンツをはいていることが多く、替えにということでしょうか。
せっちゃんが
「孫にすみません」とお礼を言っていました。
VTRはせっちゃんの店に最初に訪問した時のものになりました。
うどんを食べているお客さんにサービスで天ぷらを出したり
「赤いスパゲティ食べる？」と勧めてスパゲティを出しています。
別の男性５人のお客さんにはこんにゃくやプリンをサービスします。
「おれはいいよ、本当に」と
本当にいらないと思われる年配の男性にもプリンを置いていきます。
別の男性客がいつもサービスをしてくださって申し訳ないというと
「男はみんな孫だよ、孫」と言います。
取材初日のADさんが女性４人に囲まれて食事をしています。
自分の名前を気に入っていると話しました。
「大雅」と書いて「たいが」と読むのだと話すといい名前だと言われます。
せっちゃんは「大雅（おおまさ）かと思った」と近くの女性に話しています。
夕方せっちゃんといっしょに車に乗ってどこかに走っていきます。
ADさんが
「ぼく３時間ぐらい前に来たばっか」
次のシーンではお風呂から出てきたADさんが映りました。
スタジオはみんな驚いています。
そのまま就寝です。
そして朝になってお腹やおしりをぽりぽり搔きながら挨拶していました。
朝ごはんを食べるかと聞かれてあまり食べないといいつつ
「ご飯と味噌汁」という姿を見て
「ちゃんと要求してる」とヒロミが言っていました。
ちゃんとご飯を出してもらって普通に食事していました。
お店のメニューはうどんプラス曜日ごとに何かつくそうです。
取材した日はカレーの日でした。
カレーとうどんとその他サービス品がついて６５０円という安さにスタジオは驚いていました。
夜になると
「洗濯物あるなら出しな」とやさしいせっちゃんです。
別の日は肉の日でした。
豚ヒレカツが２つもついていておいしそうです。
肉の日は７００円でした。
お客さんがADさんの写真を撮っていますが、その姿が髪がぼさぼさで黄色のハーフパンツ姿です。
夜になると本物の孫がやってきました。
「完全に孫」
「こっちは姪っ子」
「こっちは孫」とADさんを紹介していました。
結局ADさんは５泊６日いて帰ることになりました。
みんなで車で駅まで送ってくれました。
「頑張りな」とせっちゃんは言っていました。
「ウルルン滞在記だよ」とヒロミは言っています、まあそんな感じですね。
せっちゃんは本当は寂しいんでしょうけど、ささっと送ろうとしていました。
それから一か月後にまたADさんはあのせっちゃんうどんに向かいました。
まだ放送前でした。
せっちゃんはみんなADさんを見たくて大変なことになっていると言っていました。
「わたしのたいちゃん」というのを見て
「すげーな」とヒロミが感心していました。
すると奥のプライベートのテーブルでは赤飯が出来上がっていました。
その日がちょうど放送日だそうです。
「放送祝いですか？」と聞くと
「たいちゃんの誕生日祝いだよ！」と答えます。
その日はADさんの誕生日でもありました。
プラスティックのお弁当ケースに赤飯や色々と美味しそうな料理を詰めていました。
２０食ぐらい用意しています。
するとADさんにお誕生日おめでとうと声をかける女性の声がします。
今度はコストコのハイローラーやデニッシュ、ローストチキンが届きました。
すると今度はお花が２つにチョコレートがプレゼントに届きました。
スタジオは大盛り上がりでお花が届くなんて
「そこそこ視聴率とらないと来ないからね」と話しています。
すると親戚や友人が集まってお誕生日会兼テレビ鑑賞会が始まりました。
みなさん大盛り上がりです。
スタジオではヒロミが小峠さんに
「小峠が休みの日だ」と教えていました。
すると放送中ですが電話も鳴っています。
ヒロミは自分の会話は全然聞いてないなと言っていますが、まあ出ている当事者の方々からすればそうでしょうね。
放送終了後今度はADさんがせっちゃんに誕生日プレゼントを渡しました。
赤い帽子です。
せっちゃんはいつも頭にニット帽やバンダナを巻いているのでぴったりです。
すると誕生日ケーキが登場します。
すごく立派なケーキで何センチあるのかわからないぐらいです。
なぜかADさんとせっちゃんの二人でケーキカットをしていました。
写真も撮られています。
翌日お店には行列ができていました。
せっちゃんのうどんはおいしいようで、皆さん待ったかいがあったと話しています。
店内ではせっちゃんがお客さんにあたたかいうどんを薦めています。
聞こえないお客さんに何度でも言っています。
外ではせっちゃんが灯油を給油しているお兄さんの口にコロッケを入れていました。
お兄さんは上を向いてコロッケを口に入れていました。
ある時せっちゃんがADさんにアイスを薦めるものの断ると
「そういうこと言うんじゃねえ」と怒ります。
ある時はADさんが店員さんのかずえさんに水を薦めると
「優しいねー」
「あたしの孫だから」
「みんなの孫」
「違う、あたしの孫」
それを聞いたADさんは水道の水を入れてまた店員さんに渡しました。
みんな嬉しそうにしていますが、スタジオは水道の水だと突っ込んでいました。
お昼休憩になるとADさんにもご飯が出ますが、すごい量です。
うどんにハンバーグに野菜炒めに小皿料理に最後に鮭も出てきました。
ADさんが群馬県の他の店も回ってこようかというと夜はうちに泊まればいいと説得します。
前橋市の「竜園」さんにお邪魔して番組名を出すと
「こないだの鳥居大雅くん、せっちゃんとこの」と店主さんはADさんのことが分かっていました。
ヒロミが
「タレントでもなかなか名前は覚えてもらえないぞ」と神妙な感じで話しています。
特大のからあげ定食が出てきたときに赤い帽子の女性が見切れてつつ映りました。
「あれ、せっちゃん？」
スタジオがざわつきます。
からあげ定食を食べるADさんの横にせっちゃんが映っています。
結局せっちゃんだけではなく、かずえさんもついて３人でリサーチに行っていました。
ADさんは昼はせっちゃんの取材で夜はリサーチに行くという予定だそうです。
しかしリサーチ前の昼にうどんとカレーとカツと豚肉を食べていました。
おまけにもう一枚カツを薦められて箸をのばしていました。
めいっこさんがそんなに食べさせると大変だと言うもせっちゃんは聞きません。
この日はせっちゃんの家から２０分の前橋市の「レストランパンプキン」でした。
Sサイズのペペロンチーノを頼むも５２０ｇ（４玉）の量のパスタが出てきました。
でも美味しそうです。
すると店主さんが運ぶトレイの上に四角いものが見えます。
このお店は大盛りを頼むと三斤の食パンの中にパスタが入っているようです。
ちょうどADさんの隣のテーブルで、ADさんはパスタのＳをなんとか食べている状態です。
とうとう隣の方が食べきったのでちょっとお話を聞くと、特に裏メニューではないそうです。
厨房で作っている様子を撮影させてもらうと、食パン三斤とパスタが８００ｇも入って上からホワイトソースを山盛りかけて１９５８円とうことでした。
なんとかADさんもパスタを食べきったようです。
隣のお客さんが
「よく食べられましたね」と静かに褒めてくれました。
夜遅くせっちゃんのところに戻るとせっちゃんは待っていて心配していたと言います。
翌日ADさんがご飯を食べていると他の店員さんが出勤してきました。
「太った？」
「５キロ太りました」
あれだけ食べたらそうなりますよね。
お昼の営業のときにお客さんから声をかけられて、メモを渡されました。
太極拳のお誘いでした。
早速出かけて太極拳をやってみます。
終わるとまた声をかけられました。
今度は歌を歌っていました。
「これ、令和であるの？」さすがにヒロミもびっくりしています。
ある時お店でせっちゃんが病院からもらった感謝状を見せてくれました。
せっちゃんは以前脳梗塞で右手が動かなくなったそうです。
そんな時に先生はうどんを打ってみなと勧めてくれたそうです。
せっちゃんは親からもらった命だから頑張ったそうです。
するとまた右手が動くようになりうどんも打てるようになったそうです。
院長自らがお店に出向いて表彰してもらったそうです。
結局ADさんは１７泊して最後に暖かいうどんを食べさせてもらっていました。
せっちゃんは寂しそうでしたが、これが最後じゃないもんねと自分に言い聞かせていました。
お布団を畳んでお店を後にすると店の前にたくさんの人（主にシニアの方）が舞っていました。
見送りだそうです。
その方々にお礼を言って、少し離れた場所の車に乗り込むと
「早くいきな」とせっちゃんがいいます。
そんなときに写真を撮っていいですかと声がかかります。
写真を撮って
「たいちゃんまたね」と手を振ってせっちゃんはお店に戻って行きました。
みんなその姿に感動していたのに、
真っ暗な映像に数時間後とあって、みんなあれっという感じになりました。
せっちゃんがドアを開けます。
「カメラ忘れました」
スタジオは嘘でしょーと言っています。
最後のシーンは「ありました」で終わりました。
スタジオの誰かがふたりでちゃんとお別れできるねと言っていました。
そのシーンはないんですよね、いやない方がこの抜けた感じが出ていいんでしょう。
こういうのを見ると出会いって一期一会だなあと感動します。
この番組は誰も狙っていないけれど、人とのつながりを感じられるのでいいなと思います。