シャーロック・ホームズの冒険 赤い輪

ドラマ

2022年5月18日(水)の「シャーロック・ホームズの冒険」は「赤い輪」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回はホームズが事件に乗り出すというより、現在進行形で進んでいく赤い輪の組織から逃げるルッカ夫妻の逃亡の行方をホームズや警察関係者が助けようとする、そんな図式でした。

事件の依頼の経緯
一向に姿を見せない下宿人を不審がるウォーレン夫人から、下宿人のことを調べてほしいとホームズの元へ駆け込む。
以前この下宿に住んでいた人物はホームズが携わった事件の関係者で今回も同じイタリア系の下宿人の様子。
ホームズが動かないのを見てワトソンはかつての下宿人フィルマーニを訪ねるが冷淡な態度だったが、何者かに殺害される。
責任を感じるワトソンのためにも事件を解決しようと動き出すホームズ。

事件の経緯
ジェンナーロ・ルッカエミリアは結婚し、幸せに暮らしていましたが、ジョルジアーノという男が現れてから歯車が狂い始めます。
ジョルジアーノは「赤い輪」という組織の男で、ジェンナーロも若かりし頃組織に入ったことがありました。
組織は一度入ると抜けられない上に、ジョルジアーノはエミリアに興味を持ち始めます。
組織から殺人を強要され逃亡したルッカ夫婦が逃げ込んだ先がウォーレン夫人の下宿先でした。

ホームズが謎の下宿人の正体に気づいたポイント
・下宿人が指定したデイリー・クロニクル紙
→膨大な「訪ね人」の中から、謎めいた暗号を見つけ、その意図に気づいた
→下宿人は契約した日に外出した時に入れ替わり、ルッカ夫人がいると予測

事件の結末
ホームズが核心に近づくのと並行してジョルジアーノもルッカ夫人の居場所を突き止めます。
ジェンナーロが下宿と反対側の建物の窓から合図を送ることを嗅ぎつけたジョルジアーノが襲い掛かかりますが、ジェンナーロが返り討ちにして、一旦は逮捕されるものの、司法判断もルッカ夫婦に同情的で二人は無事オーストラリアへ旅立ちました。

ドラマにおける疑問点
①ホームズ、レバートン、ホーキンス警部がいながらジョルジアーノが下宿先と反対にある建物に易々と入れてしまう
→みんなジョルジアーノを逮捕するつもりだったにも関わらず💦
➁格闘している様子を感じエミリアが部屋を飛び出すが、誰もガードしていないこと
→ジョルジアーノがエミリアを捕まえたら、そのまま連れ去られる可能性もある
➂ラストシーンでホームズがオペラを聴きながら少し感情的にむせび泣く
→オペラの内容が二人の逃避行とだぶったということなのか、分からない

今回の事件はスピード感があってルッカ夫妻が逃げ切れるのかどうなのかハラハラしました。
しかし疑問点もちょっと多かった感じですかね。
特にホームズが泣いた理由が・・・分からなかったです。

シャーロック・ホームズの冒険 

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