2022年10月12日(水)の「名探偵ポワロ」は「西洋の星の盗難事件」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
ベルギーの有名な女優さんが来るということで、ポワロがすごくうきうきしてお茶の準備をしています。(ヘイスティングスは全く知らないのが面白いです)
サンドイッチにケーキにパイ?がいくつもあって、お花も飾ってあるのに、またお花を買ってきています。(ミス・レモンにダメ出しされてますね)
すごくおいしそうです!
今回の依頼
ベルギー人女優マリーに持っているダイヤ「西洋の星」を盗むと脅迫状が届き、ポワロに助けを求めた。
満月の夜に盗むとあるが、その日は「東洋の星」のダイヤを持つレディ・ヤードリーの邸宅に招かれていた。
事件の経過
・西洋の星を持つ女優マリーの元へ中国人から脅迫状が届いた
・ダイヤを身につけたレディ・ヤードリーが何者かに引きずり倒されダイヤが盗まれたときに出口付近に中国服の切れ端があったこと
・東洋の星を持つヤードリー卿はダイヤを売ろうと宝石商ホフバーグに依頼、買い手はジャップ警部が追っているバン・ブラクスだったこと
・翌日ホテルに預けておいた西洋の星もロルフを装った中国人によって盗まれた
ポワロが事件の核心だと感じた出来事
レディ・ヤードリーが動揺した様子でポワロの元を訪ねてきた事
→レディ・ヤードリーは3年前ロルフ夫妻と知り合い、ロルフに夢中になり不貞の証拠の手紙と交換でダイヤを渡した
→ダイヤを盗んだとされる中国人は最初からおらず、すべてロルフの筋書きだった
→西洋の星を盗んだのは中国人に見えるように目じりを上げたロルフ自身だった
ヘイスティングスが冴えている?
東洋の星が盗まれると、今度は女優マリーの持つ西洋の星が盗まれるとポワロに進言します。
ポワロがまだ満月の夜ではないというも、東洋の星が盗まれたのも満月の夜ではないと話します。
結果として西洋の星もその翌日盗まれました。
ヘイスティングスはどや顔です。
→しかし結局は的外れでロルフの策略通りのリアクションでした。
ポワロが犯人と対峙する
中国人による盗難をでっち上げダイヤを売った上に、ダイヤの保険金(実は保険はかけていない)までだまし取ろうとしているロルフにポワロは東洋の星を返すように進言します。
しかしロルフはレディ・ヤードリーを「あの女」呼ばわりし、ポワロに「あんたまでおかしなことを言う」ととぼけると、ポワロから笑顔が消えます。
怒りましたね。
【今回のハイライト①】宝石商に先回りして東洋の星を取り返す
「3年前ロルフ氏のためにこれを作りましたね。
私の欲しいもの、お分かりですね。」
ポワロは宝石商のホフバーグが盗品の仲介をしていることをスコットランドヤードに密告しない代わりにダイヤをすり替えさせます。
ホフバーグはポワロに一言も言葉を発しませんでした。
ポワロの顔を覗き込むホフバーグにポワロはダイヤに目線を落とします。
(これを持っていけ!)という感じでかっこよかったです。
【今回のハイライト➁】レディ・ヤードリーにダイヤを戻す
挨拶した手にそっとダイヤを置くと
レディ・ヤードリー「ああ!ポワロさん」
ヘイスティングス「本物ですか?」
ポワロ「そうです、本物の東洋の星です」
ポワロはロルフのその後のことは一切をジャップ警部に任せていました。
コソ泥に用はないってことなんでしょう。
結局ただのイミテーションダイヤを持っていただけで、西洋の星はなかったということが世間にバレるところまで行くのか分かりません。
しかしきっと今回の件でマリーとは離婚でしょうし、すべてを失うことになるのではないでしょうか。
【番外編】ポワロ美容院に行く
すごく大きいお店のようで、椅子がたくさん並んでいます。
ポワロはケープというより布のようなものをつけていますね。
ポワロは毎週この店に通っているそうです。
「先週散髪して帰ってからもみあげを測りました。
思ったとおり、左が右より3ミリ長かったです。」
何も言わず髪を切り出す美容師さんにポワロは真剣な目で手元を見ていました。
ポワロ、なかなか嫌な客ですね・・・💦
ラストはポワロ渾身の料理をヘイスティングスがよそ事をしながら食べています。
二人の食事の様子は本当に食事を楽しんでいる男二人感が出ていて楽しいです。
ヘイスティングスは最後まで「東洋の星」と「西洋の星」両方あると思っていました💦
どこまでもロルフの筋書きに乗ってしまうヘイスティングスでした。
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