知恵泉 松本清張

知恵泉 松本清張 テレビ

2022年8月2日(火)の「知恵泉」は「松本清張 人気作品を生み出し続ける仕事術」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

松本清張、大好きです!
今日は松本清張さんの特集で楽しみにしてました。

今日のゲスト:イラストレーターみうらじゅんさん、
       俳優の南沢奈央さん、
       立命館大学教授(歴史社会学)福間良明さん

みうらじゅんさんがあれほど松本清張ファンだとは知りませんでした。
仕事している姿を真似た写真面白かったです。

知恵その一、どんな相手からも学ぶべき点を見つけろ!
・新人担当者の意見にも耳を傾ける
→新人の担当にチョコを用意、遅刻した担当に時計をプレゼント
・時代に敏感で知らないことはどんどん質問する
・相手の肩書を見るのではなく人を見る
→当時はあまりなかった女性を主役の推理小説を書く「黒革の手帳」(清張69歳)

知恵その二、交換作業でいつも心を新鮮に!
・色んな種類の小説を同時に書いて飽きないようにしていた
1960年の執筆一覧(清張51歳)
●ノンフィクション「日本の黒い霧」  ●歪んだ複写 
●黒い福音              ●高校殺人事件
●球形の荒野             ●考える葉
●わるいやつら            ●山峡の章
●砂の器               ●異変街道
・短い単位の昼寝をしていた(15分ほど)
・執筆以外の活動をする
→絵を描く
→野球をする
→清張原作のテレビドラマに俳優として出演(シリーズ12本すべて出演)
黒柳徹子さんとの対談で清張のギャラについての話がありました。
徹子「NHKの出演料でございますけども
たのきんよりちょっと高くて
それから郷ひろみさんよりちょっと安くて
新沼謙治さんとだいたい同じということで」

みうらじゅんさんが言った清張はいつも仕事が時代とシンクロしているから忙しいというコメントは妙に納得しました。
徹子さんが話したギャラの話はすごく面白かったです。
清張も爆笑してました。
ちなみにみうらじゅんさんの知恵は「断ったら何も始まらない」だそうです。

松本清張は病に倒れるまで仕事を続け、その当時雑誌の連載が2本に長編の構想もあったそうです。
未完の作品は「神々の乱心」(新興宗教の話)「江戸綺談甲州霊極党」(平賀源内の話)があります。
改めて松本清張のすごさを感じました。

知恵泉 毎週火曜夜10時~ Eテレ

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